不具合があれば出来るだけ早い対処を | 90年代国産車とロードスターとプロペラシャフトのブログ

90年代国産車とロードスターとプロペラシャフトのブログ

個人ガレーヂ「ガレーヂ27番地」のオーナーは、ユーノス&マツダロードスターとプロペラシャフト、90年代の国産車の維持管理を語るブログ。
NA8Cロードスターを約20年所有した間に学んだ事、オリジナル「リファイン」パーツの紹介等、ちょっと旧い車の維持管理がメインです。

機械というのは使い続けると必ず不具合が出て来ます。
ただ、何処までを不具合と見るか?・・・ここは決まりがあまりありません。

エンジンオイルですら車検毎だけ交換して、平均よりも早期でエンジンから異音やオイル消費で載せ替える事例もあるので、取り扱い説明書なんて有っても無くても同じというユーザーも居ます。
その中で、車やバイク好きは一般的に知識はあるんです・・・ただ、メンテナンス頻度はそれぞれの考え方で異なります。

例えば、バッテリーをエンジンが掛からなくなるまで使い続ける人もいます。
個人的には新品からまあ5年をボーダーラインとして、5年超えたらそろそろ「予防的に」換えようかという考えです。
かなり前に・・・20年とかでしょうか、車検代が高い=過剰整備だ!!と言われた事がありました。
「壊れていないのに、換える必要があるのか?」というものです。
そこからDラー以外を中心に価格競争が始まり、最低限の整備・・・挙句は書類車検という事迄ありました。
整備の質の低下・・・です。

日本車はその耐久性、整備に掛かるコストは外国車よりも優れています・・・まあ、リコールは多くなりましたが、それでも10万キロという数字は軽く乗れます。
10万キロ神話は無視して構わないと思ってます。
が、故にメンテナンス頻度が減り、不具合が発見されるとアレもコレもと複合的に足算されて修理代が掛かって・・・乗り換え、廃車とかなってきますね。
一般的にはそういう感じかと思いますが、趣味車ではどうでしょうか?

趣味車でも様々な維持のされ方がありますが、案外車検以外では本当に動作不具合が有った時に直す・・というのが一般的と思います。
壊れてない部分には手を付けない・・・という考えがあるのですが、さすがに20年以上経っているとかで、明らかに性能失っている部分はやはり手は付けた方が、後々に不具合は少なく、また性能を保ったままの期間が長い=車のパフォーマンスを保っている・・という事は多いです。
20万キロ以上走っていても、「おお!これ本当に20万キロ走ってるの?」という車もあれば、5万キロの低走行でも「なんか元気が無いな?大丈夫かいな??」という車もあります。

その差を生むのは走行距離じゃなくて「時間管理」です。
20年、30年という時間的概念が、走行距離よりも優先される・・・これが古い車に対する考え方の基準と、個人的には考えます。
気が付けば、20年以上・・・壊れだすと修理代の波に飲み込まれる・・・そうならない為には、点検、メンテナンスの頻度を増やす・・・適時交換、修理する・・・これが肝要に思います。

ガレーヂ27番地
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高性能プロペラシャフト「REFP」