プロペラシャフト・点検強化月間 (プロペラシャフトの話4) | 90年代国産車とロードスターとプロペラシャフトのブログ

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個人ガレーヂ「ガレーヂ27番地」のオーナーは、ユーノス&マツダロードスターとプロペラシャフト、90年代の国産車の維持管理を語るブログ。
NA8Cロードスターを約20年所有した間に学んだ事、オリジナル「リファイン」パーツの紹介等、ちょっと旧い車の維持管理がメインです。

7月も3日過ぎましたね・・・ちょっと出遅れましたが、ガレーヂ27番地、今月は

 

プロペラシャフト・点検強化月間です!

・・・と、勝手な事を定めます(汗

 

これから梅雨明け、イベントも徐々に復活?・・・いや、イベントがヤバいならソロで走る機会も多い。

お盆の時期は部品供給も止まる。
早目の対処にはいい時期かと。

改めて、プロペラシャフトに不具合があるとどうなるか?見てみましょうか。

まず、内部ベアリンググリスが劣化してきて動きの渋さが出ます。

 

「まだ使えそうな?10万キロ未満のNA6CE・AT車のプロペラシャフトをオークションで買ってみましたよ」

比較用に買いました・・・中古はゴロゴロ市場にあるようですが・・・さて・・・

 

 

前回の、「関節」(ユニバーサルジョイント)にガタが出て交換した30万キロのプロペラシャフト・・・

 

 

どうでしょうか?


一見まだ使えそう?・・・な、9.2万キロの回転棒、この距離であれば「未だ30万キロのよりもはるかに程度は良いだろう」・・・そう考える方も多いのでは?(シャシブラック塗れば見た目OKですし)

ガタは無いですが、関節交換済みと比較するとスムーズじゃないですし、上の動画の38秒辺りに指で動かした瞬間の渋さが有るのですが分かりますか?
それと動画では出ないですが、動かした途中で「ゴリっ」という引っかかりもあります。(新品でもまれにコクっという少しの引っ掛かりがある場合もあります)
AT車はMT車よりも、力がマイルドに入るので負担は少ないと思いきや・・・・そうではない!
 

これが「アテにならない中古品の実態で、外して点検しないと分からない部分」なのです。

 

29年モノの中古を信用するのはちょっとどうかなあ?と思います。

 

つまり、単なる劣化なんです。

なので、「距離と共に時間管理(年数)が必要」なんです。
多くのロードスターは外しての点検・交換ではなく、「見た目と音と体感振動だけでの判断」で良否がされているだけ。

外して点検しましょう・・・とされるのは、クラッチやデフ交換の時にされるかどうか?です。
ちなみに、「時間管理」は他の部分も同じですよ!(他で言うなら例えばオルターネーターとか)

 

是非、プロペラシャフトを点検しましょう。

そして、交換しましょう。

 

新品でも、REFPでも、どちらでもいいです。(出来ればREFPを体験下さればと思いますが)

大事な事は、「プロペラシャフト」にちょっとでも注目されて、点検する事です。

交換すれば、スムーズな走りが蘇りますよ!

外して点検の他に、簡易的な判定も書いていく事にしましょう。

 

というお話でした。

 

M&G27B REFP