ダイハツの不正 | なっちさんのブログ

なっちさんのブログ

ブログの説明を入力します。

ダイハツの不正が大問題になっている。全車種出荷停止になっているようだ。
僕はマツダの営業マンを8年やっていたので営業マン目線で考える。
自分の車は大丈夫なのか?
既に注文した車キャンセルしたい。
今乗ってる車返品するからお金返して。
などと色々なクレーム、問い合わせがダイハツの販売店に殺到しているのではないかと想像する。
販売店のスタッフは何も悪い事してない。メーカーに電話するとしたらせいぜいお客様相談室のオペレーターまで。やはり窓口の販売店に文句言うだろう。
謝罪をしたくてダイハツの販売店に就職した訳ではない。メーカーの不正で情報も下りてこないのに謝るしかないのではないか。
騒動が収まっても信用回復には時間がかかる。営業でも整備でも事務でも退職する人増えるのではないか。そうなると存続出来ず閉店する店舗も出てくるのではないか。
トヨタにもライズ、ルーミーなど人気車種を提供している。ダイハツが製造してるのにロッキーよりライズの方が売れている。
新型車の開発を短期間で開発しなければならないというプレッシャー、トヨタから小型車の開発の依頼などで不正をしたようだ。
マツダはトヨタ、日産、ホンダから比べたら小さいメーカー。
僕がマツダを辞めたのは25年前。
僕がいた頃も軽自動車は全てスズキのOEMだった。
ファミリアバンとワゴンは日産のOEMだった。
スズキのエスクードもOEMで販売していた。
僕が辞めた後
まず1.5トンから4トンまであるトラックタイタンをいすゞからのOEMに切り替えた。
その後ボンゴブローニィバンをトヨタハイエースのOEM に切り替えた。
ブローニィなどは元々販売台数多くないしハイエースには勝てない。ならばOEMにした方が良いだろう。
ボンゴのバンとトラックはマツダで製造していた。さらに日産と三菱にOEMで提供していた。
今の僕の勤務先のキッチンカーはマツダのボンゴトラックがベース。OEMになる前のボンゴだ。
マツダはSUV中心に方針転換をした。
ボンゴトラックとバンはダイハツからのOEM。
ビアンテ、プレマシー、MPVなどのミニバンから撤退。スライドドアの車種の製造をやめたのだ。
小型メーカーとして生き残りの為に車種を絞ったのだ。
ダイハツもトヨタからの依頼や短期間での開発のプレッシャーで不正をするのではなくそんなスケジュールでは無理ですと言うべきだったのではないか。
僕個人としてはダイハツの車は乗った事はない。
今姉がトヨタで買った軽自動車に乗ってるからダイハツ製だ。
軽自動車でもシェアを落とすのではないかと思う。
ダイハツのメーカーとしては今後の対策で精一杯で販売店のスタッフまでフォロー出来ないのではないか。
しかし車を売るのはメーカーでなく販売店なのだ。
ライズなどは5ナンバーで小さいのに室内広くて魅力的な車に見える。SUV車はあまり興味ないがライズは良いなと思っていた。そう思う人多いから売れていた。今後は変わるかもしれない。