岸田首相が適材適所で選んだ大臣、副大臣、政務官が問題を起こして辞任しても任命責任を痛感している。説明責任を果たす事が大切と言うだけの岸田首相。
自民党議員が問題起こして離党や議員辞職になっても説明責任を果たす事が大切と言うだけの岸田首相。
説明責任を果たす事が大切なのは当然としてどこか他人事に感じる。
総理大臣なんだからトップとしてもっと踏み込んでも良いのではと感じる時がある。
野党がいくら追及しても絶対に失言しないし感情的になったりしないが曖昧な回答をしている印象。
しかし安倍派のパーティー券の問題は特捜が動いてるからそうはいかない。
岸田派の事じゃないから関係ないでは乗りきれないと感じて自民党の幹部が緊急に集まる事態。
安倍派所属の大臣達は皆発言を差し控えたいと言い何も言わない。
もし僕が仕事で失敗して上司に怒られ失敗した理由を聞かれた時に発言を差し控えたいなどと言ったらさらに怒られるだろう。
そもそも政治家のパーティーとは何かを考えると政治家は選挙にお金がかかる。当選しても政治活動にお金がかかる。政治活動にかかるお金を集める為にまず自分たちでルールを作る。法案を提出し可決されたらその法律の範囲内でお金を集める。
問題があると法律を変える。
事務的なミスなので修正する。
解釈の違いと説明する。
政治資金を集める為にパーティー券を売る。
飲食店で働く立場としてはお客さんが払ったお金を高いと感じたらもう来てもらえないかもしれない。
料理、接客、メニュー、店の雰囲気、掃除など色々気を配りお客さんに満足してもらうのが仕事。
例えばラーメンが300円の店と1000円の店があるとする。
300円でも不味い、麺が伸びてる、盛り付けも適当、店が汚れてる、接客も悪いでは例え300円でも満足しない。
1000円でもとても美味しいラーメンでインスタ映えするきれいな盛り付け、接客も素晴らしい、店の雰囲気も良い、店がとてもきれいで活気がある。それなら高いと感じないかもしれない。
僕の勤務先の焼肉居酒屋の飲み放題付き宴会コースで料理が物足りないともう予約してもらえないかもしれない。ただでさえ飲み放題付きなのに原価無視してたくさん出したら赤字になりいずれつぶれる。
政治家のパーティーは飲食店の感覚とは違うようだ。お世話になってる政治家からパーティーに来てくださいと言われてパーティー券を買いパーティーに出席したら少ない料理でもう食べる物が無い。これではパーティー券で払った金額の対価として不釣り合いだ。
パーティー券の形を取るが実際は寄付のような物。政治活動でお金を有効に使い国民の皆さんの為に良い法案を提出し可決させ良い生活が出来るようにするのでパーティー券買って下さいなのかなと思う。
しかしノルマを超えて販売した場合はキックバックでは話が変わってくる。しばらくパーティーしないでは何も解決しない。
僕の地元選出の桜田義孝元五輪大臣。
信じられない失言を連発して大臣を辞任した。
オリンピックの関連予算で1500億円と答える所を1500円と間違えて笑われた。
当時の野党のトップ蓮舫議員の事をレンポウさんと呼び蓮舫議員に私はレンホウですと訂正される。しかし桜田大臣は再びレンポウさんと呼ぶ。蓮舫議員には呆れられ皆に笑われた。
大臣と同時にサイバーテロ対策担当をやっていた時
パソコン出来ますか?
と聞かれ
パソコンには触らない。
と答える。
パソコンに触らないでサイバーテロ対策担当の仕事出来ますか?
と聞かれ
パソコン出来なくても指示は出せる。
と答え呆れられ笑われた。
東京オリンピックのメダル候補の池江璃花子選手が白血病になった時に記者に質問されがっかりというワードを使い怒られた。
前後の文面を考えたらそんなにおかしくないかもしれないががっかりというワードが強すぎた。言葉選びを間違えた印象。
しかしその後身内のパーティーで
僕がっかりが禁句なんです。
で笑いを取ろうとした。
何故笑いを取る必要があるのか?
反省してないという印象を与えた。
東北選出の高橋議員のパーティーで
東北の復興より高橋さんが大切。高橋さんを応援しよう。
と発言した数時間後には大臣辞職に追い込まれた。かばい続けた安倍首相もかばい切れず更迭という判断をした。
当時二階派なのでおそらく二階さんが自分の派閥の桜田議員を大臣に選んでくれと推薦したのだろう。二階さんにも泥を塗った。
僕は特に支持政党はないが知人で創価学会にいて公明党を応援している人がいる。長い付き合いの人で自宅に遊びに行った。たまたま創価学会の仲間が集まっていて選挙の話をしていた。もう桜田議員を推薦出来ないと言っていた。
公明党は千葉8区では議員を出してないから比例代表は公明党をお願いして選挙区は自民党に協力するというスタンス。
公明党支持者に桜田議員を推薦出来ないと言われたのだ。
前回の選挙は千葉8区で当選経験のある太田和美さんがれいわ新撰組から出馬する予定だったが直前で柏市長選にくら替えし当選した。それにより太田さんの支持者も立憲民主党支持に回り立憲民主党の新人が当選し桜田さんはボロ負けした。ボロ負けしたのに比例代表で復活した。
世間の人は桜田元五輪大臣の失言忘れても千葉8区の人は覚えている。
その桜田元五輪大臣が久々にニュースになった。
月50000円の派閥の会費と300枚というパーティー券のノルマが貧乏人の私にはきついので二階派を退会する。
これはどういう事だ。
パーティー券のノルマは議員が負担するのか?
1枚20000円として300枚で600万を議員が負担するのか?
100枚売れ残ったら200万自己負担なのか?
更に月50000円の会費という事は年60万。派閥に所属するのにそんなにお金かかるのか?
そもそも何の為の派閥なのか?
何の為のパーティー券なのか?
政治家の仕事はパーティー券売る事なのか?
売れなかったら政治家が穴埋めするのは普通なのか?
次解散総選挙あっても桜田元五輪大臣は厳しい戦いになるのではないか。次落選して比例復活となったら自民党は次は千葉8区に違う人立てるかもしれない。
無派閥だと選挙の時厳しいかもしれない。それでも二階派退会を決めた桜田元五輪大臣。
安倍派のパーティー券の問題どうなるのだろうか?特捜だからうやむやにはしないと思うが。