【ネタバレ注意】この子は邪悪見た感想 | アマカケルチトセの迷える子羊ブログ

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初めての方もそうでない方も、こんにちは、千歳です。

 

今回は、公開から2週間以上が経過したこの子は邪悪、そろそろネタバレしてもいいかなと思い、箇条書きでサラサラとネタバレしていきます。

 

 

まだ観てないからネタバレ見たくない!という方はこちらの記事を読むために飛ぶか、ここでお戻りください…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではいきますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレです。

 

花の父親は、退行療法を応用し、子供を虐待する親の魂とウサギの魂を入れ替えており、魂を入れ替えられた人間は、目が赤くなり、感情が抜け落ちたような状態になっていた(しかしベランダの虫を食べているような仕草をしていた男性は中身がウサギなのかは不明…)

 

花と出会った時に、純の元に駆け寄っていったウサギには純の母親の魂が入っていた。

 

全ての感情を失ったようになっていたのは、人間の体にウサギの魂が入っていた為(でも個人的にうさぎの魂入れられたらもうちょい動き回ったり野菜モサモサ食べたりしてるんじゃないかとか雰囲気ぶっ壊しなこと考えてた。)

 

花が苦しんでいるといった純に、自分の家族を壊される危機感を感じた父親は、純の魂を黒いウサギの魂と交換してしまう。

 

窪家の家族に違和感があったのは、妹と母親の肉体が別の人間のものであったから(しかし魂は本人なので、これで花が苦しむことになる)

 

純と純の母親がおかしくなった原因を突き止めた純の祖母に、花の父親は石で殴られるが、すぐに立ち上がり、反撃、気絶した祖母の顔を石で潰し、おそらく脳が出てきたのか、素手でぐちゃぐちゃにしていた(家具に隠れて犯行の様子は見えなかったので詳細はわからないが大体そんな感じだと思う。)

 

母親は自身が肉体を他の女性と交換させられていたことを知っていたが、妹は何も知らなかった為、他人を犠牲にして生き残ったことに罪悪感を感じ、父親を刺した後に自分も死のうとするも、花に止められる。

本当の妹はとても優しいから、こうするに違いない、洗脳なんかでこんなことができるわけない、その行動でこの子は本当の妹だと確信したのだと思う。

 

父親は死亡し、ケージに入れられていたウサギたちは野に放たれ、純と純の母は、誰もいなくなった自宅に戻った。

 

その後窪家は母と花と妹、そして新たに生まれた男の赤ちゃんと暮らしていくことになるのだが…赤ちゃんの中には、自ら催眠をかけて入れ替わった父親の魂が入っていた…

 

ここで話は終わりでした。

 

人間の狂気を描いた、薄気味悪く、謎が解けるほどに父親が気持ち悪く、恐ろしい存在だと思う映画でした。

 

愛は時に狂気に変わる…まさにそんな感じでした。

 

 

個人的に、純君がウサギのままになってしまったのが悲しかったですね…

 

あと、妹と魂を交換させられた、父親に虐待されていた女の子も、何も悪いことをしていないのに、苦しみから解放されないまま身代わりにされてしまったというのも可哀想だったなと思いました。

 

しかし、玉木宏さんがあそこまで気持ち悪い役をやるとは思いませんでした…

 

爽やかなイメージが強かったので、特に自分に催眠をかけて赤ちゃんの頃まで戻っていた時はもうキモいとしか思えず、あーこれってもしかして、お腹の中の子供と自分の魂入れ替えてる?と思い、予想が的中した時には「最低だわ…」って思ってしまいました。

 

南沙良ちゃんと大西君が出るので見に行ったのですが、玉木さんの新たな一面も見ることができる作品でした。

 

この作品面白いから、もっとたくさんの劇場でやってほしいと思います。