宮部さんの三島屋シリーズ、九巻読了~
内容紹介(出版社より)
行く当てのない女達のため土から生まれた不動明王。悲劇に見舞われた少女の執念が生んだ家族を守る人形。描きたいものを自在に描ける不思議な筆。そして、人ならざる者たちの里で育った者が語る物語。
恐ろしくも暖かい百物語に心を動かされ、富次郎は決意を固める──。
いつも通りの分厚さで、読み応えあり。
読書スピード落ちたけど、こういうおもしろいやつはスイスイ進むのよね字のサイズもそんなに小さくなかったし。
青瓜不動は、おちかの出産絡みで重要な話なのでタイトルになったのもわかるし、おもしろかったけども、だんだん人形や針雨の里の方が私は好きだった。
筆の話も富次郎にとっては転機になるものだったので、とにかく今回の4話はどれも素晴らしかった
さすが宮部さんだわー。衰えないわー