少しずつ | もうひと花咲かせます

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『妻が夫を捨てるとき』の花子と息子吾郎の
その後・・・のおはなし

今日は、会社でちょっとだけうれしいことがあった。



人と会話した!!



あははははっ(^▽^;)

だってさぁ。

だってだって、ずっと誰とも話してなかったんだもん。

分からないことをたずねる時と、あいさつの時以外、ほとんど言葉を発してなかったんだもん。



話しかけられたら話すけどさ。

こっちから、ペラペラしゃべるわけにいかんやん。

いい年した大人だから、余計にそこらへんは、空気読むわよ。



お昼ご飯食べてから、初めて喫煙ルームに行ってみたのよ。

私、たまにタバコ吸うのよ。

家では、全く吸わないんだけど。(吾郎には、喫煙してることは内緒にしてる)

外では、たまに。

精神安定のお薬がわり・・・みたいなもん。

身体には毒だけどねσ(^_^;)



んで、今日、勇気を出して行ってみたわけよ。

喫煙所に。

ストレスフルだったし、タバコでも吸ってこよ!って気分だったから。



見知らぬ男の人がひとり居た。

で、あいさつして、タバコに火をつけたところに、もうひとり男性が入って来た。



「あら、誰かと思えばmikanさん。」



「あっ、どうも、お疲れさまです。」



私のことを、今の会社に結びつけてくれた営業マンの男性だった。

前の会社の、例の営業マンの同級生。



「どうですか?」



「いやぁ、けっこう大変ですね。

まだ慣れなくて。

いろいろと、悩んでます。」



そこからいろいろ、世間話をして。

そしたらそこに、また別の人が入ってきた。



「僕の同級生が○○会社にいるやないですか?

で、あそこの会社から今度うちに来られてるんですよ。」



「ああ、そうやったんですか?

どうも、よろしくお願いします。」



「よろしくお願いします。」



「引き抜かれたんですか?」



「いやいや。

たまたまですよ。

誰かいい人おらん?って聞いたら、ちょうど辞める子がいるよって聞いて。」



「そうなんです。

ちょうどグッドタイミングで。

私は、拾っていただいて、とても助かりました(^-^)」



「ああ、そうだったんですか。」



「そういえば、○○会社の部長さんと会合でお会いしてですね。

ちょうど同じ方向に帰るから、『一緒に車に乗せて帰りますよ。』ってなって。

そんとき、部長さんが、『もうすぐうちの女の子がひとり辞めるから、困ってるんだよ。うちも大変なんだよ。』って言っててさぁ。

俺、どうしよ~~って、mikanさんのこと言えんし、めちゃ焦ったよ。」



「あははは。

そんなことがあったんですか?

私も、ギリギリまで、次の仕事のこと話してなかったですからね。

何も知らずに、そういう話をしたんでしょうね。


そうだ。

コージさんが、よろしくお伝えくださいって言ってました。」



コージさんとも知り合いなの。



「ああ、コージさんね。

あの人、真面目でいい人よね。


前の会社は、すごく雰囲気よかったでしょ?」



「はい、とっても。

居心地よかったですよ。」



「でしょう。

だから、うち来てどうかなぁ・・・って思ってたんだけど。

うちはなんか、殺伐としてるでしょ?」



「いやぁ。

まだよく分からないです。

早くお役に立てるように頑張りますから。

宜しくお願いします。」



「はい。

なんかあったら、またいつでも言ってくださいね。」



「ありがとうございます(^-^)」



話したのは、10分くらいだったかな。

この人には1度きちんとお礼を言わなきゃって思ってたから、ちょうどよかった。



そして昼休みが終わって、1時間くらい経ったころ。

仕事の区切りがついたところで、思わず「は~~~っ。(もうやだ~っ)」って、ため息ついちゃってDASH!

そしたら同僚の女の子から、「大丈夫ですか?今なんだか聞いちゃいけない声が聞こえた気がしましたけど(笑)」って言われて。



そっから、もうひとり別の女の子と3人でしばらくおしゃべり。

今日は、午後からうちのボスが会議でいなかったから、みんなのびのびしてて。

初めてワイワイしゃべった。



ボスっていうのは、私の面接をしてくれたリーダーさん。

私が40歳くらいだと思ってたら、実は29歳くらいだったという例の彼女ね(笑)



女性同士だから、いろいろあるみたいで。

表向きはみんな仲良しだけど、ボスは煙たがられてる模様。

みんな反発を感じながら、仕事してるみたい。

そういう話をいろいろ聞いて。



まっ、女性同士だから、女性の上司ってのはやりにくいんよね。

どうしたって、こういう問題は出てくる。

私は、ボスの気持ちも分かるし。

女の子たちの気持ちも分かるし。



どっちに付くべきなのか、まだ、私の立ち位置が分からないから。

とりあえず、中立な立場で。

黙って話を聞いてただけなんだけど。



今度、何人かで飲みに行こう!って話になって。

私も仲良くなるチャンスやから、積極的に参加しようとは思ってる。



みんな私よりだいぶ年下やから。

年上の私と話して面白い?って思うけど。

みんな案外好意的で。

前の職場でもそうやったけど。

めっちゃ年上だと、かえって、近づきたい存在だったりするんかな。

子供の話とか、料理の話とか、いろいろ。

聞きたがるし、知りたがるし、興味ありありなんやね、みんな。



「まだ慣れてないから、あれやけど。

仕事を覚えてしまったら、みんなが楽しく仕事できる雰囲気つくりをしようね。

私も頑張るから。

殺伐としてるなんて言われるんじゃなくて。

居心地良い職場環境を、みんなでつくろうね(^^)」



不満ばっかり言ってる若い子には、それしか言えなかったんやけど。



「ありがとうございます!

mikanさん、めっちゃ心強いです。

うれしい!」



でも、ホントそう思う。

いつも彼女たち見てて、なんとも言えない気持ちになってたんよ。

それで、先週はホントに疲れたの。

何が忙しいのか分からないけど、とにかくみんな余裕がなくて。

なんとも言えない雰囲気。



まだまだまだまだ。

私が独り立ちするまで、かなり時間かかると思うけど。

できるようになったら、改善できるとこは改善して、もう少しみんな楽しく仕事できるようにしてあげたいと思う。

ひとりひとりの能力は、前の会社のスタッフよりうんと高いので。

やり方を考えたら、もっとよくなると思う。



とは言っても。

私は、ボスじゃないので(笑)

自分で率先して動くことは、できないんだけどね。

でも、合間合間(ボスのいない間)に、楽しく過ごせたらいいと思う。



まだねぇ、人間関係がよく分からないからさ。

ボスがホントに浮いてるのかどうかも、よく分からんし。

みんながチャランポランだから、ボスがカリカリしてるのかもしれんし。

だったら、ボスを助けたいと思うし。



とりあえずは、様子見(笑)



仕事の方は、ぼちぼち。

なんせ、教える側に余裕がないもんだから、私もあんまりアレコレ聞けなくてさ。

自分でせっせと勉強してる状況よ。



今日、営業の人と、同僚の女の子2人と、少し話せたからだいぶ気分的にラクになった。

仕事以外で知りたかったこととか、そういうのもちょっと聞けたし。

これから、もっともっと仲良くなっていけるやろうと思うから。

やっと、ちょっとだけ、ホッとしたわ。



おしゃべりな私が、1日じゅう、誰とも口をきかないで過ごすって、けっこうあれよ。



拷問(爆笑)



今日は、ちょっとうれしかったわ。

やっとやっと、1歩進んだ気がしてる。



今頑張らなきゃね。

今頑張らないで、いつ頑張るの!!

明日も頑張るよ!!



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