気遣い | もうひと花咲かせます

もうひと花咲かせます

『妻が夫を捨てるとき』の花子と息子吾郎の
その後・・・のおはなし

家から駅までの通勤途中に、車が通れないほどの狭い路地があります。

仕事の帰りにそこを通っていると、前方に4人組の男子高校生が横一列に並んで歩いていました。

見た目かなり悪そ~うな4人組で、何やらワイワイ話をしながら歩いています。




自転車をこいで、彼らのすぐ後ろまで来ました。

道いっぱいにひろがっているので、通り抜けることができません。




まったくぅむかっ




自転車の呼び鈴を、チリンチリンアップと鳴らそうとしたまさにそのとき、ひとりの子が背後の私にやっと気がつきました。




「おい、ちょっと右に寄って!

後ろの人、通して!」




見た目ヤンキーっぽいけど、案外いい子のようでした。

すぐさまみんな右に寄ってくれて、私はすい~っと通り抜けることができました自転車

すれ違いざまに、「ありがと~う」と言ってサッと通り過ぎました。




その後すぐに、後ろの方で男の子の声がしました。




「やっぱりさ、おばちゃんへの気遣いは大事だよな♪」





おばちゃんって言うな!(笑)

そこもちゃんと気を遣え!(笑)




振り返って睨みつけたい気持ちを、グッとこらえました。

高校生からしたら、立派なおばちゃんやもんね(^▽^;)ハハハ

しゃあないしゃあない(。-人-。)




にほんブログ村 家族ブログ シングルママへ


人気ブログランキングへ