ママぁぁあああ? | もうひと花咲かせます

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『妻が夫を捨てるとき』の花子と息子吾郎の
その後・・・のおはなし


土曜日、一郎さんと吾郎の面会の日でした。

今年最後ですね。



私は仕事だったので、朝から夕方まで吾郎と一緒に過ごしてもらいました。

仕事から戻った18時頃、マンションの前に着いたと携帯に連絡があったので、外まで吾郎を出迎えに行きました。




一郎と吾郎が車から降りてきました。

一郎がいつものように、手土産を私に渡します。



「ハイこれ。

ママが好きだった焼肉屋の鉄板焼きナイフとフォーク

買ってきたんだ(^O^)」




マ、マ、ママぁぁあああ???




あのぉ、あなたのママではないんですけどぉ(-"-;A




「あ、それはどうも。

ありがとうございます。」 ←めいいっぱいよそよそしく言ってやった(笑)




「それから、これね。

吾郎の分と、ママの分。

今やってる仕事で扱ってる商品だよ。」




私と吾郎それぞれの名前の漢字を使って詩を作り、それを文字と絵で表現したものが額に入れてありました。




「吾郎の机の上にでも飾って(o^-')b」




「・・・はい。どうも。」




「それじゃ、また来年ね(*^ー^)ノ」




「ありがとうございました。」




「パパ、ばいば~い。」





別れた後の呼び方って、たしかに難しいけど・・・

でも、「ママ」って呼ばれるのはちょっと(-""-;)

かと言って、名前で呼ばれるのも嫌だしね。




呼び方はともかく、一緒に暮らしてた頃とちっとも変わらないあの態度が、私は不思議でしょうがない。

自分を捨てた相手だというのに、好物を買ってきたり、笑顔で話しかけたり。

私だったら絶対できないと思う。




どういう神経なのかは分からないけど、別れてから毎月欠かさず吾郎に会いに来てくれてるし、養育費の3万もきちんと払ってくれている。

その点については、吾郎のこときちんと考えてくれているのかなと感謝している。

でも、本当に大切に思うなら、どうして結婚してるときにもっときちんとしてくれなかったのか・・・というところに考えが戻ってしまう。

あのときちゃんとしてたら、こんな風にはならなかったじゃないと。




よくよく考えてみると、月にたった1度会うだけでは、互いに悪いところなどほとんど目にすることはない。

だとすると、吾郎にとっても、一郎にとっても、たまに会うだけの存在というのは、とても都合の良いものなのかもしれない。

吾郎を見てれば、それがよく分かる。




だけど私は、月にたった1度しか会わない相手に「ママ」なんて呼ばれるのは、なんだかむずむずイライラモヤモヤ・・・あんまりいい気分はしないぞ( ̄_ ̄ i)





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