7月1日「吉符入り」2023 | コバやんの祇園祭レポート&雑記帳

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京都・祇園祭の山鉾町で生まれ育ったおっさんのブログです。

7月1日午前10時から「おめでとうございます」の挨拶から、

郭巨山の「吉符入り」の儀が執り行われました。


改修なった会所では二回目の吉符入り式でした。

八坂神社神官からお祓い、ご祈祷を受け、いよいよ、祇園祭の始まりです。
チマキ、縁起物に神様の力を授かりました。


先日受賞した「日本建築学会賞」のプレートも披露され、会所に嵌め込まれます。

午後4時半からは函谷鉾囃子方の吉符入り(囃子始め)でした。


昨年から稚児人形嘉多丸君はお囃子の終わりまで四条通にお顔を出されるようになりました

(以前は神様奉納曲の間だけでした)。


お囃子が終わると函谷鉾嘉多丸会(囃子方の会)の総会で、

理事長、専務理事(囃子方担当理事)のご挨拶を受けた後

、新入会員(3人)の紹介、

各種報告、今年の注意事項、などがあり、

コロナ禍の一昨年~昨年の皆勤賞がコバやん、次男、ともう一人の三人が記念品に

「今年の扇子」を頂戴しました。中島千波画伯による嘉多丸君の図柄で、今年から授与されます。


そして皆が頂いたのが新入会員の「お披露目」おそうめんとがま口でした。先輩達へのご挨拶です。

あと、ご献酒の“おため”に頂いたのが函谷鉾の今年の手拭。

キモノ作家の斉藤上太郎さんの手によるものです。

帰宅してから八坂神社へお朔日参り。祇園祭始まりの日やのに境内は外人さんばかり。


南楼門には「七月二日 山鉾連合会社参」の掲示。


明日は「鬮取り式」
さて、郭巨山は何番を得るのでしょうか。