2か月、空いてしまいました。ごめんなさい。
まず、今年の郭巨山で授与される縁起物です。
郭巨山オリジナルの縁起物はオンラインショップ授与がなされます
https://kakkyo-yama.myshopify.com
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さて、2ヵ月間を遡って行きたいと思います。
昨日、6月13日(火)郭巨山の古文書のことを調べたくて京都市歴史資料館(寺町通丸太町上る)へ行ってきました。
ちょうど6月10日から「祇園祭と町の風景(文化庁移転記念特別展)」が開催されていました(9月17日まで)。入館無料。
展示場で真っ先に目に入ったのが「昨年(令和4年)のクジ」
7月2日に市会議場で行われた「クジ取リ式」で山鉾町代表者が“実際に引いた”クジと、清書され巡行の際に「クジ改め場」で奉行役の市長に渡す正書が展示され、郭巨山「山第参番」のクジもありました。
他には1963年の四条通の街並み。
昭和30年代の絵葉書。
太子山関係、雑色(下級役人)のこと、などなど
郭巨山の古文書は寛政元年(1789)から明治初期まで、マイクロフィルムに記録されていますが550点(頼母子講の借受証文1枚も分厚い帳面も同じ1点)あり、
とりあえず、見出しの目録だけコピーしてもらいました。
一応の目的が済んで、退出するときに玄関入ってすぐの動画モニター(上映12分間)を見ていると、昭和45年ごろの函谷鉾の「吉符入り式」(ビルになる前の会所)が映ったり、巡行前に市電の電線作業の作業車が映っていたり、画像は荒いですが結構楽しめました。
一昨日、6月12日(月)は郭巨山の「祭事打ち合わせ会」でした。
前夜11時までかかったパワポのプレゼンで今年度の正使(クジ取り)副使などの発表や新役員の紹介、約200ほどの係分担、広くなった会所での昨年の祭事からの改善点、今年の新提案などを35名の出席者に説明伝達しました。
主なものは
今年の授与縁起物。金運厄除け御守、金運招福小判、金釜土鈴。
今年の新作手拭い
好評デザインの色を変えたもの。
チマキを収納しておくボックス。
5月22日(月)は函谷鉾の新人伝承委員(経験3年未満)への勉強会をしました。
こちらのプレゼンも前日までかかって作成。
祇園祭の歴史、函谷鉾のゆわれ、歴史、孟嘗君のお話、懸装品の説明と取り付け順、などをお話しました。
あと、大きな出来事は次男が葵祭に参加しました。
行列のボランティア募集を知って、今年は5月15日が月曜日、順延になっても第3火曜で定休日、ということで応募しました。
とはいえ、これまで葵祭の行列を全部見たことがなくて、次男の役は大勢おられる白丁のひとり。
御所の人垣の後ろから探すのは近視のコバやんにはチトきつい。
「斎王代の前」と直前に連絡がありましたが、斎王代が行列のどの辺りなのか???
牛車が来たので目を凝らしたのですが???
もっと近寄れるところで、と丸太町通へ出て待機。
牛車が過ぎて、しばらくして、なんとなくオーラが!斎王代!!
その前! いました!!
ということで、この2か月。
函谷鉾と郭巨山のプレゼンにパワポと格闘したほか、郭巨山の係分担(最重要職の神事係が高齢により役職辞退、蔵担当者の入院、新会所での改善策)、関係先(山鉾連合会、警察=道路使用許可申請)への提出文書作成。
それにそれに、郭巨山新会所での説明パンフ作成。これは懸装品が見やすくなったため、その質問も多く、説明していると観覧動線が渋滞するため、説明パンフを作ることになったのです。
A3版のカラーです。1万枚印刷する予定で先週やっとゲラが出来上がりました。
コバやん渾身(精一杯)の作品。7月14日~16日に会所で自由にお持ち帰りしていただきます。