王子で句会と見学会 | ここはいいところ

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「ここはいいところ」の「ここ」は私が行った場所であり、人生の一場面でもあります。
人生という旅のなかで、自分がよかったと思ったところやことを記録し、人に伝わればいいなと思います。
1か月に2~3回は新しいブログを書きたいと思います。

 俳句の結社として、麦の会と楽園俳句会に入っています。

 2018年1月に現代俳句協会に入って2月から火曜教室を受講するようになりましたが、その講師が麦の会の対馬康子会長で、編集長などに勧誘されて、その年の12月に麦の会に入りました。

 

 麦の会の新年会は毎年成人の日の午後に東京都北区王子の「北とぴあ」で行われます。その王子には飛鳥山公園をはじめ俳句のタネがたくさん落ちているので、午前中の2時間、見学会をしました(1月8日)。会長以下5人が参加してくれました。案内しながら写真は撮れないので、写真は以前のものです。

 

 JR王子駅北改札から西側に出ると、そこは北区立音無自然公園です。かつては石神井川でしたが、川は地下を通すようになり、元の川は親水公園になりました。写真がないのが残念ですが、日本の都市公園100選にも選ばれています。

 途中から階段を上がって王子神社に行きます。途中の銀杏は樹齢600年の大木です。格式の高い、立派な神社です。王子駅では、すごい格好の成人式へ行く女性を何人も見ました。晴着に皮靴だとか、晴着が短くてブーツだとか、髪の色が真っ青とか金色とか…。しかし、この神社で見かけた晴着の女性たちは普通の姿でした。

 王子神社の前の道は日光御成道で、向かい側には北区役所があります。そこを北へ行くと、2年前に改修されてスタイリッシュになった「COCOFUROかが浴場」がありますが、見逃しました。

 「レンズ屋虫めがね」は12月の下見のときは開いていると言われましたが、休んでいました。いろいろな種類のレンズやルーペ、さらには万華鏡がたくさん置いてあり、開いていれば、かなり喜んでもらえ、2,3人は買ったのに、残念でした。

 

 北区立中央図書館です。レンガの壁は旧陸軍の倉庫です。陸軍は広大な土地を有していました。その一部に弾薬製造工場があり、できた弾薬を、現在は国立科学博物館附属自然教育園である弾薬庫に運んでいたそうです。跡地には自衛隊のほか、筆者が非常勤講師をしている東京家政大学、そのほか、東京成徳大学、帝京大学と大学病院、都立の王子特別支援学校、北区の中学校、板橋区の中学校などがあります。

 図書館内部です。こちらにもレンガ壁を利用しています。

 その先の右側に、ドナルド・キーン・コレクションコーナーがあります。当日は専門家がいらっしゃって説明をしてくれました。キーンさんがいかに日本文化と日本人を愛していたか、よくわかりました。参加者の何人かがバックを買われました。

 

 そこから三平坂という急坂を下って北区立名主の滝公園へ行きました。男滝はなかなか立派です。この坂が急なので逆コースは若者向けとなります。

 

 さらに、その数十メートル先の王子稲荷神社。ここは歌川広重の「名所江戸百景」にも入っているところです。ぜひ、ウィキペディアなどでご覧下さい。俳句のタネがたくさん落ちています。

 くず餅で有名な石鍋商店も休みだったのが大変残念でしたが、中華の店で昼食となりました。

 紹介したところは、5年前に書いたブログに記述と写真がありますので、よろしければご覧ください。 

 王子のいいところ | ここはいいところ (ameblo.jp)

 

 午後、北とぴあの会議室で句会をし、懇親会は17階の会場です。17階にはホールがあり、飲食店も入っています。北とぴあのホームページには記載がないようで、残念です。

 富士山をはじめ、丹沢、秩父など西の山々がきれいに見えましたし、スカイツリーや下町も手に取るように見えました。

 展望ロビー | 北とぴあ (hokutopia.jp)

 

 右側の山々が低くなるところに、それより高い山で雪が積もっている白い山が見えました。この山は何と言う山でしょうか。浅間山かなと思うのですが、確証はありません。建設中の高層ビルはJR十条駅西口駅前で建設中のビルです。

 暮れていきます。 

 室内は暮れつつある人たちばかりですが、元気です。窓にはライトなど室内の様子が映っています。