NHK松山放送局 | ここはいいところ

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「ここはいいところ」の「ここ」は私が行った場所であり、人生の一場面でもあります。
人生という旅のなかで、自分がよかったと思ったところやことを記録し、人に伝わればいいなと思います。
1か月に2~3回は新しいブログを書きたいと思います。

 かつて、四国の室戸に住んでいたときは台地の下に住んでいて、3時頃になると日陰になり、テレビやラジオの電波が入りにくいところでした。それで、ラジオはコンピュータでNHKの「らじるらじる」を聞いていました。 現在も自分の机ではNHKの「らじるらじる」、ほかの局は「radiko」で聞いています。圧倒的にNHKを聞いていますが、放送局は松山放送局で聞いています(四国で選択できる局は松山だけ)。

 

 それは未だに四国が気になるからと、室戸時代から親しんでいた松山放送局の3人のアナウンサーが健在だからということもあります。

 板倉卓人さんは1948年生まれですが、松山放送局に転勤で来たときに愛媛が好きになって、家を建て、永住することにしたのだそうです。俳句が趣味で、2015年9月23日、松山市子規記念博物館での第50回子規顕彰全国俳句大会に行ったときには司会をされていました。

 掛川雅夫さんは1950年愛媛県松前町の出身で、全国各地の地方局を歩き、地元に戻ってきました。おっとりとした風貌からの低音の安定した語り口が好きです。

 北野由美さんは契約アナウンサーのようですが、鼻にかかった独特の低音が好きで、室戸時代からのファンです。きょうも(2021年9月19日)ニュースを読まれています。毎年4月、年度が替わる毎に契約更新できたかなと心配しています。

 NHK松山放送局のホームページです。

https://www.nhk.or.jp/matsuyama/index.html

 写真は松山市子規記念博物館です。

 現在、松山放送局には、首藤奈知子さんもいます。1979年生まれ松山市出身、愛媛県立松山東高校を経て日本女子大卒です。

 NHKアナウンサーで松山東高校といえば、まず思い出すのが武内陶子さんです。1965年生まれ大洲市出身、松山東高校、神戸女学院大学卒、かつては朝のニュース番組を担当されたりの花形アナウンサーでしたが、現在は東京のラジオセンターで平日毎日、NHKラジオの「武内陶子のごごカフェ」(12:30-16:00)を担当されています。NHKでアナウンサーの名前がついた番組なんてすごいですね!

 安部みちこさんは現在東京にいます。1977年生まれ松山市出身、松山東高校、お茶の水女子大卒。私が四国にいた頃に「おはよう四国」に出演していた契約アナの三島早織さんも愛媛出身だったような気がします。調べると、21年度は水戸放送局におられるようです。

 NHKアナウンサーの検索はこちらです。

http://www6.nhk.or.jp/a-room/

 

 ところで、3人のアナウンサーが松山東高校であることを確認するのにウィキペディアを調べて驚きました。松山東高校の卒業生はすごいだろうと予想していましたが、想像を超えていました。江戸時代は藩校明教館、旧制松山中学校、県内最古の高校で、愛媛県尋常中学校時代には、夏目漱石が1年間教鞭をとり(その後熊本)、『坊ちゃん』はこのときの体験をもとにして書かれたそうです。

 卒業生は、俳人では、正岡子規、高浜虚子、河東碧梧桐、松根東洋城、石田波郷、柳原極堂、篠原梵、寒川鼠骨、さらに神野紗希さん、佐藤文香さんほか、文学者としては、大江健三郎、早坂暁、石川喬司など、芸能では、伊丹万作、伊丹十三、大友柳太朗、天野祐吉、露口茂などです。そのほかの分野でも、秋山好古ほかすごい方々を輩出しています。

 

 愛媛県で写した写真を3つ、肱川と大洲市街地、北の方で大三島神社、西の方で佐田岬半島尖端から夕方の写真です。