王子のいいところ | ここはいいところ

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「ここはいいところ」の「ここ」は私が行った場所であり、人生の一場面でもあります。
人生という旅のなかで、自分がよかったと思ったところやことを記録し、人に伝わればいいなと思います。
1か月に2~3回は新しいブログを書きたいと思います。

2019年1月26日、王子駅で降りて、十条駅へ歩きました。

 

王子駅の北口を降りると広い道があります。それが明治通りで、道の真ん中を都電が走っています。道の向こう側に飛鳥山が見えます。横には石神井川から水を引いた親水公園があります。その横の、JR線と並行する狭い通りにある「えんや」のゆず塩ラーメンを食べてスタートしました。

 

甘味屋石鍋久寿餅店の店先です。葛餅で有名な店のようです。店先に絵を出していましたが、ご主人の母堂が描いたもので、差し上げると書かれていました。

 

 王子稲荷神社です。ここは関八州の稲荷の総社と言われ、歌川広重の「名所江戸百景」に描かれるほどの名所でした。

 

かつて神社の近くには一本の大きな榎があり、大晦日の夜には関八州の狐がこの木の下に集まり、正装を整えると、官位を求めて王子稲荷へ参殿したという伝説があるそうです。広重の「名所江戸百景」の「王子装束ゑの木大晦日の狐火」はそれを題材にしているようです。現代、大晦日の狐の装束をして王子稲荷へと歩くイベントもあります。写真は神社の上の方にある狐の穴跡です。

 

 名主の滝公園は、名主の畑野家が屋敷内に作った滝を作ったもので、現在は北区の所有になっています。

 

 北区立中央図書館です。図書館の名前がある手前の赤レンガ倉庫も図書館です。かつては隣接地の自衛隊の、戦前は陸軍の倉庫だったそうです。この一帯は戦前には陸軍の広大な敷地で、戦後、進駐軍に接収され、現在は大学、学校、公園などになっています。

 

 王子の西側では、このほか、飛鳥山と飛鳥山にある北区飛鳥山博物館、紙の博物館、渋沢史料館、昨年1月に訪れた王子神社など見どころがたくさんあります。