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one day surely

歯科衛生士と大家さん兼業のママの毎日





昨日の雪はすっかり溶けていた



葬儀はいろいろあってお通夜なしの一日葬

親族も呼ばず家族のみで静かに送る予定です



明日の葬儀を前に今日は納棺式がありました

出席は私だけ

女性の納棺師2名と葬儀屋さんのスタッフさんが2名

そして私の5人



母の時は納棺式があったか記憶がない

あったかもしれないけど私は参加していない



父は冷えた身体を湯灌で温めてもらい

気持ち良さそうに見えました

髪と身体を洗って髭も剃ってもらって…

なのに、そこにいるのは父なんだけど父はいないようにも思えて泣いてばかりでした




冷えた父の手を洗い

私は靴下を履かせて

皆さんと一緒に棺にいれていくというセレモニーは

きっと今の私には必要だったのだと思う



最後に着る服は悩んだ末に

姉も妹もパパといえばこれ、と真っ先に思いつくツイードのジャケットでコーディネートしました

仕事で着ていた白衣は明日足元に置く予定




帰り際、いつもみたいに

「また明日ね」

と言いました



明日が終わったらもうその言葉も言えなくなる

母の時も、面会に行くたびに

また明日、が永遠に続いてほしいと願っていましたが叶いませんでした



頭ではわかっていても

まだ心が追いつかない






父が大好きだったオンシジュームを棺に入れたいと言っていた姉のために

納棺式のあと近所のお花屋さんで残っていた5本全部購入して花束にしました



施設の看護師さんたちからは

チョコ入れてあげてくださいね、と言われているので1番好きだったチョコレート



わたしは、母と2人で笑顔の父の写真に一言メッセージを書いて明日棺に入れるつもりです



また泣いちゃうと思うけど

それは形ある世界から形のない世界へ移るための浄化のプロセス



感謝を込めて見送ります