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one day surely

歯科衛生士と大家さん兼業のママの毎日




金曜日に家と施設を3往復して父の部屋の退去手続きは終わりました



引き取っても使い道がなく、粗大ゴミに出すにも重くて車に積むのも大変なタンスと冷蔵庫は

施設の方で引き取っていただけることになり本当に助かりました



私の姿を見つけて喜んでくださる施設の方々の温かさにどれほど救われたことか





床に落ちていたお菓子のかけらを見つけて

大笑いしながら父の思い出話をしてくれたり

片付けも父とのお別れの心の準備をさせてもらったのだなと思います




今日は、仕事で葬儀に参加できない元夫がどうしても父にお別れを言いたいと言ってくれたので

安置所に予約をして会いに行きました   



きっと薄暗く寒い部屋で顔だけ拝むのかなと思っていたら

明るいお部屋で眠っているだけに見える父と会うことができてとても嬉しかったです



もちろん父の上には大きなドライアイス

重そうだなぁと思うほどの大きさで

触れれば本当に冷たい



あぁ、父はもうこの身体にはいないんだ

と嫌というほど感じて

目で見て触れることができるのもあと2回しかないことに涙がまた溢れました



悲しい、寂しいと感じられるのは

この肉体を持ち期間限定の命を生きているからこそのとても贅沢な感情であり



触れて冷たさを感じるとき

同時に生きている自分の温かさも感じるわけで

それは私の命が確かに父から受け継がれていることの証でもあるのです




生きているこの身体と

その中で輝いている私という光



今まで一体だったものが

なんだか別々のものに感じてしまったり

父との別れを通しての気付きはたくさんあります




帰り道に見たきれいな桃色の空を

忘れたくないと思いました




でもきっと忘れてしまうと思う




だけど、忘れたくないと思った私の気持ちは

確かにあった




それでいいのかもしれない