自分に正直に | one day surely

one day surely

歯科衛生士と大家さん兼業のママの毎日






最近あまり鎌倉方面に行かなくなっているけど

たまに大新の中華が食べたくなる

写真にはないけど麻婆麺もめちゃくちゃ好きで

かなりの確率で食べている




かわりに山に行くことが増えて

友達もたくさんできたしそれはそれで楽しい

ただやはり遠い…




コロナもあって山も久しく行けてない

元気でいるって本当に当たり前じゃないんだなと思う

大事に生きなければ




父は昨日病院についたときは

酸素吸入もされていて

呼びかけにも反応がなく 

思った以上に容体が悪く見えてびっくりした




しばらく姉が声をかけていたら目を開けて

そのうち意識ははっきりしてきたみたいで

ずっと来れなくてごめんね、と言ったら

ニコッと笑ってくれた




尿道のカテーテルからの細菌感染での発熱だったらしいけど

昨日はもう血尿も止まり順調に回復しているように見えました



でも、面会中に何度も看護師さんが心電図の端子を付け替えたり確認したりしていて

どうしたのかな…と思っていると

どうやら不整脈になってしまったようで

大きな機械を持って来てもう一度心電図を取った結果

心房細動が起きている状態とのことでした




ちょうど私たちが面会に来て声をかけたりしたタイミングだったので

私たちのせいなのかなと悲しくなってしまった




心房細動が続くと血栓ができやすくなり

脳梗塞のリスクが高くなるため

血液サラサラの薬を使ったりするそうなのですが

父は腎臓の機能も低下していて使うことができないと言われました




つまりこのまま心房細動が治らなければ脳梗塞になるということです




ただの感染だけと思っていたのに 

急にまた延命措置の話になってしまいました

挿管はしなくていいと言う話でいましたが

姉は心臓マッサージはしてもらいたそうだった




私は、心臓マッサージをしたら肋骨はたぶんぼろぼろに折れてしまうと言われて

父はそこまでして戻って来たいのだろうか…

と思ってしまいました




病院に面会には言ってるけど

週に2回がいいところで

時間も短い

いつも、また来てねとさみしそうに言う




一昨日、倒れる前も看護師さんに

会いに来るはずなのに来ない来ないと言っていたそうです




そんなさみしい思いをずっとしている父を思うと

涙ばかり出てきます

でも自宅に引き取ることができる状態ではないし…




病院の先生はそんな父の思いや尊厳、体力的なことなど諸々考えた上で

無理に戻ってきてもらうようなことはせずに

安らかに送ってあげたら

という考えだったのだろうなと私は思いました




でも姉は帰ってから

あの言い方はない、やりたくないだけだ

と文句ばかり言っていて




あー私とは全く違う捉え方をするんだなぁと思った




別の病院にしたいとか言ってたけど

探すのも手続きもどうせやらない




本当に父を思うなら

1番近くに住んでいて

仕事の時間も自由に変えられる立場なのだから

できるだけ毎日会いに行く方がよほど父は嬉しいんじゃないかと思う



私だって1日でも長く父に生きていてほしいと思うけど

ただひとりでさみしく

苦しかったり痛かったりしてまでと言うのはただのエゴだと思う




私と姉とは決定的なところで考え方が違う

  



なにが正しいかはわかりませんが

私は私の気持ちに正直に生きようと思う




昨日、明日も来るからねと言ったとき

父はにっこり笑ってくれた

だから今日も会いに行く