昨日背中が痛いと言っていた父
主治医に電話したら救急車使って今すぐ来て
と言われたけど
連れて行くにも私はバイトで難しく
とりあえず痛み止め飲んで経過を見ていたら
効いてくると楽になるからか
割と夜は元気にしていたと姉から連絡が来た
今日がダメなら明日朝なるべく早く外来ではなく救急で
車椅子乗れないようなら救急車で
とまた言われたのだけど
今朝の顔つきを見るに救急車を呼ぶのはだいぶ抵抗があり
なだめながらどうにかこうにか
全身着替えて暖かくして車椅子に乗せて歩いて病院に来た
歩ける場所なんで、ますます救急車は呼びたくないのです
申し訳なさすぎて
結局、レントゲンを撮ったら肋骨2本折れていました
そりゃぁ痛いわけだ
しかし本人は転んだ記憶もなく
なんなら痛いこともすぐ忘れて
身体を動かして毎回何で痛いの?という顔をする
予約なしだったので待ち時間は果てしなく
その間何度もトイレに行きたがり
次呼ばれるよ、と言っても
オムツ履いてるから大丈夫だよ、と言っても
どうしてもトイレ行くといって聞かない
連れて行っても出てるのかわからないくらいしか出ないのだけど
そうしているうちに番号飛ばされてさらに待たされ
私もグッタリ
途中からお尻が痛い、早く寝たいとゴネだし
看護師さんに頼んでバスタオル2枚お借りして
お尻の下に入れたり
これで終わりと思ったら先生に採血したいと言われ
帰りたいモード全開の父を説得して採血し
尿検査は待ち時間にトイレ行きすぎてできないと言ったら家で採尿してと言われたので
やり方を検査室の方に聞いていたら
トイレ行きたい
とまた始まり
流石にもう出ないよーと言ったけど
出る出る言うので
じゃあ採尿しようと言う話になり
取ってみたもののラインよりだいぶ下までしか取れず
この量で検査できるかの確認でさらに待たされて…
親子共々くたびれ果てた末
どうにか検査もできることがわかり
先にまず父を家に連れて帰って
私だけ病院に戻り
バスタオルを返し
在宅医療の相談をしてきました
説明に来てくれた看護師さん
2017年に母を看取った時の看護師さんで
私のことを覚えていてくれました
辛かった母の介護生活が一気にフラッシュバックして
泣きそうになるのを必死で堪えて話をしました
お世話が辛かったわけではなく
母が痛がることを毎日謝りながらやるのが辛かった
乳癌が皮膚の外まで広がり
その傷口を毎日毎日洗浄しなくちゃならなくて
泣きながら謝りながらやるしかなかった
誰もやらないから
必死だった
でも本当に辛かった
思い出すと涙が出る
施設に入れる経済的余裕がないこと
あっても父がかわいそうだからできるだけ家にいて欲しいこと
でもなにかあったらやはり入院して診てもらえたら安心なこと
どこから介護サービスを導入したらいいかわからないこと(認定だけでサービスは受けていません)
積極的な治療より穏やかな日々を少しでも長く
が私の希望であること
などを聞いてもらいました
看護師さんに、具合が悪くなったときに電話します
と言ったら
具合が悪くなったときじゃなく、ご家族で在宅をどうするか話したらすぐに電話してくれていいんですよ、
と言われてすごく安心しました
父の性格的にも医療を入口に徐々に介護サービスの導入をした方がスムーズに進むと思うし
看護師さんにもその方がいいと思うと言われました
近くにいい病院があって本当によかった
しかしちょっと疲れちゃったな
さっき父に話しかけたら
もう骨折したことも病院行ったこともぜーんぶ忘れてたよ(笑)