身と一つ持ちてその鳥天と駆けその首に荷物ぶらさげ飛べぬ人無一物自由自在と天を駆け | 太陽王法の会

鳥は身一つのゆえに自由に天をはばたけるのである、鳥の首に沢山の荷物をかけたら鳥とて自由に飛びまわれないのは当り前、人間は沢山の荷物を首にぶらさげ、肩にかつぎ、すてられずにいるから自由に飛び立てないのであろう、執着という荷、しがらみという荷、自縛の縄、欲望の荷物、鳥は無一物、その本来の姿ゆえに自由に天を駆けている、鳥が見せ教えてくれているのに人は気付こうとしない、人も本来無一物、荷をとき放てば自由自在に天をゆけるのであろうに。


太陽の法嗣


大日天光子


合掌