泥池の中に清けき蓮の華煩悩の中に清けき性菩堤草と取り土と育てて華咲かす | 太陽王法の会

美しき蓮の華は泥池の泥を命と変えて美しく開くのである。その泥を沢山ある煩悩と映せばそこに咲いて開く蓮華は仏性たる菩堤心、悟りの心である。人間は迷いと悟りを分けたり、善と悪を分断対立させたり、浄、不浄と切りはなしたりして考える。泥の中にあって蓮華であり、迷いの中にあって悟りであり、闇の中にあってこその光である。煩悩即菩堤それが一人一人の命、自らの命の雑草を脱いて大地と一つに育てて花と咲かしてゆく事こそ命の命としての道とみな教えるのである。


太陽の法嗣


大日天光子


合掌