泥田に進みて命の苗を植え泥嫌う菩薩のどこに救い道泥田に命育てて菩薩道 | 太陽王法の会

泥田に水を入れて苗を植えてゆく、そして稲に育て成長させて黄金の実りを得る。その姿はまた菩薩達のあるべき姿である。泥を汚れと嫌っていては苗も植えられず命も育てられない、あえて泥の中に入ってこそその道もなるのであろう。悪だ、汚れだ、不浄だなどと嫌っていては救いもまた完成できない。天国にありて善者のみと遊んでいては道はならない、あえて地獄へいってまで救う心こそ道である。月が闇の中で輝くように、泥の中に入って命を育てる、これこそ仏の心である。


太陽の法嗣


大日天光子


合掌