目の前の現実気付き 目が覚めた雲の上 青空いつも 笑っている | 太陽王法の会

人間はちょっとした事でも自分を見失ってウロウロとしてしまうもの。しかし目の 前の現実に気付くとハッと目がめざめるのである。悟りの世界もそうなのである、眠 想で天地がひっくりかえる相を見せられた一匹の兎が大変だ大変だと大さわぎをした、 その時一頭の獅子が前に立って、目の前の現実を見なさい何も変っていないだろうと 教えた、兎はハッと我にかえって現実に気付かされる。大きく迷った兎はその時、開 眼をして目からウロコを落としたのである。迷いの雲がどんなに広がってもその雲の 上にはいつも青空が笑っている、雲にとらわれずに現実をしっかりと見て青空の心で
生きる事が大切なのである。


太陽の法嗣

大日天光子

合掌