道が道である以上みなつながってゆくのであり本来一つである。真理という神の山に干の登山口ありても、頂をめざしてゆけば往きつくところはみな同じ、一つの同じ 頂上にたどりつくのであり、そこから全てを見渡せば道に差別などないのである。砂 漠の方から登っても、海の方から登っても往きつくところは一処、同じ処である。イ スラムの道もキリストの道も、仏陀の道も、みな一つ、人はこんな当り前の事がわか らないから互いに争い傷付けあって罪と苦しみを多く生むのである。この地上に億千 の山があったとして、その全ての山を包む天は輝いて一つなのである、人はよくそこ にある天の声を聞く事である。
太陽の法嗣
大日天光子
合掌