月輪に住し示して 道と説く菩薩皆 月と住して悟りゆく | 太陽王法の会

仏像や仏画、曼荼羅に示される仏達は月輪の中に坐すを示して真理の道を教えてい る。その悟りは闇の中に輝く月としての自覚である、そしてその月たる全ての仏達は その光を真理と一と映して輝く事も示している、月は日の光と一となして輝く、ゆえ に日月一如の相を「明」と示すのである。仏の変化した姿の明王達も同じ悟りの中で ある。勝者に与えられる月桂冠もまた同じ教え、神道の宮々、社に示す神体としての 鏡もまた同じ教え、月を鏡として日輪、太陽一如と生まれ太陽となる、これが最の理 である。胎、臓、人間の身体をあらゆる月偏に示すのも、月としての命を教えて真理 への道を示しているのである。

太陽の法嗣
大日天光子
合掌