日々自然は夜を清め、すがすがしい朝を生んでくれている、その自然の営みはそのまま命の営みであり、人に命を教えてくれているのである。朝は昼に汚されても夜を清めゆく命の力を示して、朝の蘇生した相を見せてくれる、夜を清めゆく命の相、その清められた朝の相、人はこの日々示される教えを命に受けとめて見る事である。夜を清めるからこそ晴々しい朝を蘇生できる、人もまた夜の眠りの中で癒され清められるからこそ元気な朝へとむかえられる、このように全てはそこに教えてくれる、このありがたさに気付いて、早朝の清き大気を腹一ぱいに吸って吐き、この朝を日々うけている事に感謝したいものである。
太陽の法嗣
大日天光子
合掌
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