老人達の言葉の中には人生の沢山の智恵がおさまっているのに人はそれを聞こうとしない、とてももったいない事である、職人においても、枝においても、農においても、芸においても、なににおいても、そこに命を長くおいて良き事も悪い事も経験しているのだから、人生においての師となるべき人々でもある、そのきざみた年輪の中に眠っている智恵、それこそ人を成長させる宝でもある。それなのに若き人々はその老人達の言葉に耳をかたむける事を忘れる、逆に老人達を嫌ったリさせたりもする、人は長き生きたその言葉、その歴史にもっと学ぶべきではないだろうか、智の宝庫もそこにあるのだから。
太陽の法嗣
大日天光子
合掌