世の道徳が失われると沢山の乱れが世相となって現われてくる、全ての苦しみやその乱れが世に現れ出てくる時、それは何を人々に語っているのだらうか、それが隠れていて見えなければ人々は気付く事もない、その乱れから生じる闇、それは人々にさらされたゆくからそれを正そうという心が生まれてくる。病みが出るから癒しの道をさがすように沢山の世相が人々の前にさらされ出てくる、それを生んだのも作ったのも人自身と知りて、人はなにをなすべきか、なにが大切か、気付くべきではなかろうか、世を正し、その道徳と命本来の姿を取り戻させるためにそれもまた出てくるのであるから。
太陽の法嗣
大日天光子
合掌