一言一句 | 太陽王法の会


『一言一句!』


憎しみを許し、恨みを許し、怒りを許し、その無知無明の命を哀れみ許す。

この真の許しを知る者を天の心と覚めた人と言うなり。

人は心で生き、心でぶつかり合い、そして学びあい、心でいきなさい。

そしてよき心と磨き鍛えて、自分を完成しなさい。

その心によって貴方達は真の命と生まれ、天へと帰るのですから。

供養とはその文字を見なさい。

供養とは命を磨き養い、供じる事を言います。

さればなにを養い、なにを供じるのでしょう。

貴方のその命を養いゆきて、人々、先祖、聖霊、神仏に供じる、その供養する相手と命を供にして、互いに互いを養い育てゆく。

この世で、そしてこの世とあの世で命を共に養い成長させてゆく。

全ての大切は、貴方の心をこそ養う事、それが真の供養と言うのです。

仏と共に自らを養う、神と共に自らを養う、あの世の先祖と共に養う、この世の人々と共に養う、そのために心を学び、心を修し、神仏の道を学び知る事が大切と言うのです。

養うとは心である。

心忘れて物を供じても、その功徳は心の養いより、低きもの なのです。

経を読むのも、祖先と共に養う事を知れば、みなそれを喜び、共に光と帰れるのであるから。

悪に対して悪をもって報いれば、悪の尽きる事はない。

自らまた悪となるからである。

その悪を哀れみ、その悪なる無知無明の人々を心をもって導きなさい。

恨みに対して、恨みをもって報いれば、その恨みの尽きる事はないと知りなさい。

汝、罪を犯した者に対して、罪をもって報いれば、その報いた罪は誰のものとなるなり。

その罪と言う枝を切ってやりなさい。

その命そのものを奪ってはならない。

その無知なる心と行為を哀れみなさい。

そして導いてあげなさい。

それが真の救いとなるのだから、自他一如の救いとなるのであるから。

迷える人々よ、その迷いから覚めなさい。

その闇とある暗き迷いに気づき、真実の目を開きなさい。

そして真実を見る目を養いなさい。

迷える貴方達を覚めさせる為に、私はこの世に生まれ来て教えを説くのであるから。

その心の目こそ開けなさい。

そうすれば貴方達はもっと大きく輝く世界を見る事ができるのであるから。

師よ、死の向こうになにがあるのですか。

よいかな、今の命を精一杯生きて見なさい。

やがてそれが誰にでもわかるのであるから。

精一杯生きなさい。

死は君が死んで見ればわかるのであるから。

今はくよくよ考えるな、悩んだところで君にはわからないのだから。

今を大切に精一杯生きればよいのだよ。

そんなに死を知りたかったら、一度死んで見るのもいいだろう。

その前に今を精いっぱい生きて見なさい。

それからだよ、死を恐れず今を輝かしていきなさい。

そうすれば、向こうで生まれた自分を知れるのだからね。

『眠りた命には必ず覚めがある。
死んだ命にも覚めはあるのだよ。』


太陽の法嗣

大日    天光子

合掌