裁く | 太陽王法の会


『裁く』


閻魔王は亡者の審判にあたって真赤に焼いた鉄のボールを呑んで一度死んでから、そこにのぞむと言う。

人はこの心解せずして安易に人を裁くなり。

これ天意にあらずして人が人を誤ちて裁けば、因果定理に裁く者、逆に裁かれゆくと知る事なり。

権力をもってやたらと人これを裁き、その身と下るを知る事なり。

地獄とはそこに生ずと示すなり。

実と生ずと教えるなり。

権力によりて、人が人の命をやたらと奪い裁くは、大獄大苦の因なり。

ましてや、幼き子等の命を奪う者はこれ、長き地獄の因と知る事なり。

因果定理なりて死の道にまた、純然と正しのあるを知る事なり。

死とは、そこにおいて平等となしゆく道の道とは教えるなり。

人をやたらと裁きて、自ら裁かれるを知らぬを無知とは言うなり。

権力をして裁く者、真如をして裁かれる命の道を知る事なり。

(自身の因・行・証・入・方便究竟は自身の自受なりて、そのまま他の一切の道でもあるなり!)


太陽の法嗣

大日    天光子

合掌