『組織の真』
組織とは、組みてこれ織る事なり。
すなわち、縦と横の糸と連ねて組み織りて一となす平等の体なるに、その中にありて、平等と知りて生きるのが、リーダーの心と教えるなり。
これを知らずに、権力を誤ちて持たんとなすに、それは乱れと生ずと教えるなり。
布の縦糸と横糸を正しく組み織りなして正となるとは示すなり。
しかるにその一々の目は、平等なると示すなり。
それが組織とこれを教えるなり。
一を乱すれば、そこより乱れ生まれて破れゆくとは知る事なり。
しかるに、平等一にして正となる事を忘れてならぬと教えるなり。
組とは縦と連ねる糸なり。
組とは、横とゆきわたらせる糸なり。
これひとつに合わさると組織が成ると言うなり。
真如万界の実相も、これに尽きるなり。
縦糸を時間と示して、横糸を空間と示して、十字となすに、総とはこれを示すなり。
これ全てに平等となすに真如一なる組織も生まれるなり。
そこにおいてみな平等なるに、一と生きよと言うなり。
それを忘れて、独善、独裁をなさんとなすに、糸も乱れて、天下は乱れると示すなり。
全ての組織は、ゆえに平等をここに学べと教えるなり。
組み織りなして一となした命の組織も、一となりゆき平等なり。
一切平等ゆえに、命の調和の生まれるなり。
これを生命の組織の体とは教えるなり。
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌