『念仏は即身成仏の法のひとつ』
阿弥陀仏の阿とは、阿字本不生法身如来すなわち、審理大日如来の種子の阿字これなり。
これ、太陽の事なりて真如法身の体とはそこに教えるなり。
弥とは、あまねくして一なる全なるに、衆生に促して一身一命のその身とこれを教えるなり。
されば、阿(真如)と、弥すなわち、衆生と一如冥合なしたる陀とは示すなり。
陀とは、法界の事なりて、法界一如法身これと示すなり。
しかるに、真如一体となして自ら法身一如と至りて大覚成道なすに、仏と成ると申すなり。
但、念仏とは、但、念仏なるに但、念仏これと言うなり。
そこと至るを、念仏の念仏、成身なると教えるなり。
すなわち、これ即身成仏の一法大法なると証するなり。
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌