破壊と再生の原理は | 太陽王法の会


『破壊と再生の原理は』


あらゆる世界はあらゆる法を示して、悪は必ず滅びるを示し教え続けてくれるのである。

銀河伝説、神話、仏教仏話、あらゆる物語り、本、映画。

それみなそれを教え、人にその真実を教え覚めさせんと真理の働きとなすゆえ、人はよくよく知る事なり。

子供の時より、人をしてそれを広くあらわしめて教え続ける事こそ人は気づく事である。

悪は必ず破壊正され、そして滅びる事は、みな一人一人の色心識身、これをしても説かれるなり。

人はその声なき声の実相の教えこそ、早く覚めよとそれは示して教えるなり。

破壊、再生なさしめるは、宇宙最高の原理のひとつなりて、救いの大法なると言うなり。

ゆえに地獄の閻魔大王は大慈悲をもちて、よく悪を破壊して再生救わんとなす大王なりて真の救いこれを成す者なると教えるなり。

ここにおいて最後に地獄にて救われるゆえに、一切済度は実と成就となせるなり。

みな悪と迷い滅びと向かうに、その悪を戒め正し、罰し、再生させて天と帰するは、この大王の大慈悲である。

この救い、これなければ、人は正される事なくまた、真と救われる事はないのである。

迷いと無知は悪への道でもあるに、それを破壊なして覚めさす救いこそ、実なる救いとゆえに覚めて知るがよい。

されば、地獄の救いが理解できるに、これさえ解らず卑下なす者は、それを覚めて、そこにある真の救いを知るがよい。

真の衆生済度は、実と覚めさせて、真理へと至らしめるに、それを見せるもまた教えなり。

破壊、再生して覚めと至らしめる働きゆえに、皆また神仏全ての大慈大悲をこそ、知りなさいと言うなり。

宇宙原理の破壊、再生の働きは、ゆえに、維持と保存となす為の働きなりて、真の救いと知る事なり。

この破壊、再生とは、悪の破壊再生なりて、覚めを与える道なるに、人間完成の道と覚めて、よく知る事なり。

この宇宙、この天地、この大自然、この生命世界皆悉く、そこに真の救いがなされている事を、よくよく知れと教えるなり。

ゆえに悪は必ず破壊滅する事を広く天下万民と伝えるなり。

これみな全ては真理の声と聞くがよい。

善有無悪ゆえに、それを苦の滅尽なると教えるなり。

みな真理と添いて生まれるのである。

永遠の生命はみなそこと至りて、覚めむるゆえに、人は正しく法と覚めて正しく生きよと教えるのである。

『宗教家や人は地獄、地獄と申して人々を脅しのために使っているが、そこは実とあるが、その地獄こそまた最後の救いの場である事を知りなさい。

そこに戒め正され、覚めさせられて始めて悪と生きたゆえの悪因悪果と理解し覚めるゆえに、その罪を罰されて後に皆、真の救いとなるのである。

この世で罪を犯して裁かれ獄に入れられ、戒め正され更正させるのは、地獄への道を合わせ教えているのである。

真の地獄は、はっきりと気づき覚めるまで外なる獄とは違い、その戒めは、物凄くきついものとなるので、悪を犯してそこと落ちる事から抜けさせんとして、この世の獄と示しているのである。

ただその真意を知らず、自分達の利益のために脅す言葉とするは大きな誤ちである。

それこそ地獄に落ちる者達はその者達となるのである。

衆生済度はこの地獄をして実となるのであるから。』

『罪の中で一番の罪は戦争をおこす権力者達であり、その戦争にゆきて人を殺す者達である。

戦争において犯す罪は、破壊再生とは言えないのである。

よく人々は、その現実を見て知るべきである。

戦争に英雄などいないのである。

それも理解できないのも無知無明の証である。

宗教家達よ、全宗教界をして立ちあがってみる勇気を持ちなさい。

全宗教者、その信徒が反対を掲げて黙して歩いたら、それは大きな力となってやめさせる事もできるのであるから。

大事なのは人の命である。

一人の命はいくら財宝を積みても買う事はできないのである。

その命の尊さを考えて人は覚めて生きる事である。』


太陽の法嗣

大日 天光子

合掌