救うが為の破伏大悲 | 太陽王法の会


『救うが為の破伏大悲!』


よいかな!

この大日は日蓮門が憎くて破するのではない。

その門の内にして、二門、三門と分けて対立し、更に内になして争い身延だ、富士だと申したり、全ての内で対立なして争いを七百年以上なしゆくに、その法華門の内に、日蓮一門を一と調和させて、一と帰してやりたく願い、哀れゆえに正と示して、これを教えると知る事なり。

早く同じ法華門、同じ日蓮門ならば対立や争いを離れて一と和せとはねがうなり。

更に、外に真言、念仏、禅、神道、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥ一教、等々ある全ての宗門、宗教とも、常に争い、常に対立なすに、その内の修羅、外の修羅の大迷を破りて、真実と帰してやろうと思うなり!

これみな慈悲と愛情ゆえに、あえて厳しく破して正すと知る事なり。

それみな、実と至らしめ、救わんとなす大日の心とこれを知る事なり。

我はその上で五字題目の正道正と釈して、実と導きゆくと申すなり。

我、本門の成道実とこの身で験証体得なすに、その真実、実と示して広大なる実を説くとは教えるなり。

そこにおいて日蓮は、我と至りておらぬ者ゆえに、我は、その事実を示して、真と証すと申すなり!

よいかな、真実の道と帰れば、全ての争いは、そこに無くなるなり。

さればその門の者、平和の中に帰るなり、法華一門みな調和して大日の真と至れと教えるなり。

小異につかず、大同について真の大乗実と見よと示すなり。

我の説くところは、本門の一乗なりて、宗の対立、全てを超ゆると申すなり!

すなわち、それこそを、無上等正覚と申すを実と知る事なり。

早くみなそこに覚めて一と帰れと教えるなり。      


太陽の法嗣

大日    天光子

合掌