戦争を去れ愚かの極みゆえ | 太陽王法の会


『戦争を去れ愚かの極みゆえ!』


その迷いゆえに対立を生み、その迷いゆえに苦しみを生む!

権欲に迷いた者がその無知の対立を生みて、その無知の対立がそこにある全ての民を苦しみへと落とす!

戦争とはその一番の愚かで哀れな姿である。

一人の権欲、その一集団の権欲の為に、万民が闇国の中に落とされ、迷いと苦しみを生みゆくならば、真に悲しい事なりて真に哀れな事である。

民よ、覚めよ!

民よ、強くあれ!

その無知、欲者の吹く笛に決して踊らされてはならない!

汝等は、自ら地獄をつくりて、自ら地獄に入りて自ら地獄に落ちるのである!

それが戦争という愚かな姿である。

民よ、覚めよ!

悪魔の吹く笛に決して踊らされてはならない!

戦争は
ただ平和な街を、村を、家を、国を破壊に導くものである。

家や街は壊され、田畑は潰され、
逃げまどう人々、その家族はその地を追い立てられ、そして失う!

悲しみと苦しみに泣き叫び、傷つき呻く民!

家を失い、
親を失い、
家族を失い、
裸で泣き叫ぶ子等の姿!

路上に屍をさらす哀れなる人々の姿、姿!

餓えと渇きに路上に倒れる子等の姿!

傷つく民を収容せし病院は、悲しみと、苦しみの民で溢れ、その救いの手だてさえ失い、傷つく人、人、人で溢れる。

死人の山がそこにきずかれ、全ての人々はその苦しみのうめきと、
脅えと、
悲しみと、
不安と、
虚脱の中に落ちこみ、その不幸と苦しみをもたらした、全ての者達への恨み、憎しみの心を育てる!

破壊の上の破壊!

それは、建物、土地のみならず、
人の身体、
人の心、
人の精神をも破壊しつくしてゆく!

ただひとにぎりの権欲の為に、その無知と対立の為に。

民よ、覚めよ!

民よ、立ち上がれ!

汝等の全てが正しい命の道を見て、正しい智慧に覚めるならば、誰もその汝等を騙す事はできないのであるから。

誰もその汝等を迷わす事はできないのであるから。

民よ、覚めよ!

民よ、立ち上がれ!

汝自身の為に、
汝自身の家族の為に、そして全ての人々の為に、自然とそこにある命の為に!

民よ、覚めよ!

民よ、立ち上がれ!

全ての平和を願う民がひとつの力となって立ち上がれば何人もその力を止める事も突き崩す事もできないのであるから。

その国は、汝等民がありて成るのであり、汝等なくしては成り立たないのであるから。

よく真実をこそ見よ!

よくその現実をこそ見よ!

汝等は、この世に地獄、
餓鬼、
修羅、
畜生の世界を生みてそのまま死してまたそこへ落ちるを願うのか!

よく考えよ!

その苦界へ
また転生して、
苦しみ苦しみ、
苦しみの涙を流して流転し続ける事を願うのか!

愚かを去れ、
無知を去れ!

ただ傷つくのはそこにある汝等なればなり。

傷つけられて
傷つき、
傷つけて更に大きく傷つく!

殺されて死に、
殺してまた死ぬ!

ただ傷つき害うのは、そこにある汝等自身なればなり。

一切の戦争には聖域などはないのである!

民よ、その虚言に踊らされるな!

闇に捕まるな!

悪魔にその命を与えるな!

そこにおいて汝等の得るものはただ苦しみこれなればなり。

民よ、覚めよ!

民よ、立ち上がれ!

真実の智慧に依りて光と帰れ!

真実の命と蘇生せよ!

さればその無知の対立は全て滅するがゆえなり。

愚かにして闇き命の者を決して指導者としてもつな!

命の尊きを知らぬ者に指導者を選ぶな!

神はただ命これを知りて命これを尊ぶ者をこそ王となし、使徒として使わすのであるから。

そのような者のみ、天はまた指導者として認めるのであるから。

(人の一番の愚かは、戦争を止める事を知らぬ事なり。

苦しみ餓える子達人々を忘れて、軍備兵器に酔いしれる指導者こそ、世界で一番の無知で愚か者である。

民ありての国家、民の命こそが一番尊い存在である。

その権力も民ありて成るのである!

そんな当たり前が理解できぬ指導者はゆえに世界で一番見失った愚か者と言うのである。

天と神はその者に大いなる罰を与えるであろう!

死の向こうにある世界を恐れよ!)


太陽の法嗣

大日    天光子

合掌