『対等なる調和こそ人類の道!』
全ての人類は平等である。
ゆえに全ては対等なる調和こそ知りてめざすのが、真実の道である。
それには全ての人類の罪であるところの無知こそを全ての力で取り除く事である。
それぞれが、正しく命というものの真実、真理を正しく知り、その一人一人の命の尊厳と偉大さを知る事が大切である。
その為に正しい教えが、真実と正義と、道理の上から全てに差別なく説かれねばならない。
そして全ては、人として生きる権利の上から、また義務の上から、それを学び、修し、行じて、自らのものとする事が一番の肝心である。
自ら達の無知無明を、他にのみ依存する事でなく、自ら達で一人一人が、去り、滅する事が大切なのであり、そこにおいてよく命を知り、道を知り、自覚自立する事こそ目指さなければならない。
自ら覚し、自ら立たんとなす者達の為に、神も仏も、精霊、聖者も、最大の力を尽くしてくれるのであり、法と教えとを広く開いてくれるのである。
ゆえに全ての人類はその命と、命の道と、真理を知らなくてはならないのである。
無知よ去れ!
無明よ去れ!
その智慧の光明は、全ての人類の為に与えられ、説かれたのであるから。
全ての人類は平等であり、何によっても差別されるべきものではないのである。
人はその行為によってのみ、尊くも卑しくもなるのであるから。
全ての人の下に人は絶対ないのである。
この真実の道理を知らない者達こそ、真、哀れなる無知者達である。
ゆえに全ての人類は、人として差別する事も、される事もなくして対等なる調和こそ知りてめざす事である。
その為に命と覚め、よく実の如く自心を知り、自己の命の偉大と尊厳と、他の命の偉大と尊厳を一如と合せ鏡と見て知り、その命を昇華せしめ、真実と誕生せしめる事を全ての人類は、唯一の大事と知り生きる事である。
全てがその無明と無知を去り、自覚し、自立しゆく事こそが急務であり、全ての人種問題、そこにあるあらゆる問題を解決する道と知る事である。
良いかな!
融合をとなえても、命の真実を知らなくしては、真実の調和は得れないのであり、その無知を去らずして全ての調和も得れないのである。
ゆえに、大いなる教えを全ての人類は、その命の権利として、その命の義務として、学び、修し、得よと言うのである。
そこにおいてこそ人類は、大いなる命と、大いなる道にふれて、真実の命と帰れるのであるから。
私はその為に、万教数千の道理を真理の上から説き示して、全てに与えるのである。
ゆえにこれは、全世界の民に与えられるべき教えであり、道なのである。
それによって人類は確実に昇華し、向上し、大いなる道、神へと確実に近づくのである。
そこに生まれる事こそが人類全ての目的であり、今、その生きている命をしてそこと覚め至るのが、一番大切なのである。
天はそのまま、そこに生じて、そこに生まれるからである。
その身をして覚者となり、智慧者となり、それをもって生活するから、人は大いなる命へと向かうのである。
この真実の命と生まれる為に人は生き、そして死ぬ事を、全ては知らなくてはならないのである。
ゆえに私は、全ての人類は平等である!
そして全てがその命の内にこそ大いなる宝、命を持っている事を教えるのであり、全ての人類は差別や対立を離れて、真実の対等なる調和こそめざし知れと教えるのである。
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌