『病みたる人の大切な心!』
病みたる人々はまず自分の状態、現実を受け入れ、認めなくてはならない。
それを認めて、受け入れた時から、その対立を離れて真の治療に入る事になるからである。
それを認めて、受け入れ、病みとの対立から調和へと入るのである。
その調和においてその病みもまた中和されてゆくのであり、治癒へと向かうのである。
自らがそれを治さんと気づき、とりくむ事が大切であり、その為にまず自分の状態をよく見つめて認識し、受け入れる事が大切なのである。
その上で、なぜ、どうして自分がそのように病んだかを理解する事が必要なのである。
その理解においてこそ真の治癒に進んで自らを入れる事になるからであり、根本の治癒へと向かうからである。
この根本を知らずしてただその病みと対立していては、治るものも治らず、段々に悪くするだけなのである。
その場かぎりの治癒や、治療を求めて一時しのぎしていても、完全にはその病みは直らないのであり、根本を忘れていては、更に積み重ねるだけとなるのである。
ゆえにそれを認め、認識し、受け入れ、受け取り、その上で、調和しつつその原因を理解し、そこにおいて自ら進んで直してゆくという心が一番に大切と言うのである。
自らの心と、自らの肉体と、正しく調和しつつ、正しく向かうから、その治癒の力は最大限に働くのであり、正常へとかえるのである。
命が命として正しく向かわせようとする本来のありかたを人が覚める事はゆえに、根本の大切と教えるのである。
その道に添った生き方をする事は、ゆえに自らが自らに守られる命を得る事になるのであると、人は知る事が大切と教えるのである。
『自らなすべき事をなせず、知らない事は、人にとって最も不幸な事である。
人よ、なすべき事をなせない人になるな!
その為に私は、貴方達の全てにその教えと道を与えるのであるから。
よくそこと学し、修して一命と開き至る者達こそ幸いなる者達と言うのである。
神はそこにおいてその者達とひとつにあるのであるから。
その真実こそその命に覚めよと教えるのである。』
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌