大切行菩薩 | 太陽王法の会


『大切行菩薩!』


我は過去生において、大切行菩薩として暮らしていた頃は、『大切』と言う二字一言を釈となして道これを成すなり。

しかるに、衆生よ!

その時我はこの『大切行菩薩』の修行を示して全てを導きゆきたと知る事なり。

今、その一々を示せば、例えば、日・月・火・水・木・金・土は大切の七曜これなり。

はたまた、魂・魄・意・志・神・慈・悲はこれ、大切なる七神これなり。

仁・義・礼・智・信・勇・厳はこれ、七常の大切これなり。

はたまた、悪見共戒・共仁共愛・共苦共楽・共信共行・正道共得・悪道共捨・共語円満は即ち、夫婦冥合の七道の大切これなり。

はたまた、地大・水大・火大・風大・空大・金大・識大はこれ、七大の大切これなり。

このように七つの大切を各々と説きて、大いなる法と示すなり。

即ち、大一如たる切、一切の法と説き大・空大・金大・識大はこれ、七大の大切これなり。

このように七つの大切を各々と説きて、大いなる法と教えるなり。

即ち、大一如たる切、一切の法と示て教えると知る事なり。

大切の『大』とは、一大一人の大にしてこれ一なり!

切の原字は七なりて切るを示し、その大の一を切りた世界と示して、多にして七なる妙と教えるなり。

即ちこれを、大切行菩薩の示す大切の義にして真実なるに、その衆生の一命一身と合わせて、一切天地自然を一と示し教えて、全ての大切行を教えるなり。

これ、太陽法界宮において、大日如来の道に住して一なる道と修めるなり。

衆生はゆえに、この大切が各々万界と広がりて分別の大切となりたるを知りて、全てが互いに大切にしあいて正と生きよと教えるなり。

即ち、大切の本義、一義一実と帰せば、一にして全、全にして一なるに、全てが大切なると教えるなり。

このような教えが如来の示す一義諦の大切なる教えと示すなり。


太陽の法嗣

大日    天光子

合掌