主たる大日如来の真実 | 太陽王法の会


『主たる大日如来の真実!1』  


よいかな衆生よ!

よく聞く事なり!

大日如来を汝等の頭で描いた計らいで決めつけてはならない。

大日如来をただ人身のイメージや、仏像の感覚、
観念でとらえてはならない。

人身と現すも、
仏像と現すも、
応仮にして汝等に近づけて示すなり。

されば大日如来を仏像にとらえて偶像崇拝の如くとらえる者があれば、それも誤ちなると知りなさい。

さればここに示すに知る事なり。

友よ、
大日如来とは、
青空を見てごらんなさい!

それが大日如来である。

流れる雲もまたそのまま大日如来である。

晴れれば
晴れたまま、
曇れば
曇ったまま、
雨降れば、
雨降るまま、
雪降れば
雪降るまま、
風吹けば
風吹くまま、
その巡りめぐるままにこれ大日如来である。

友よ、
野山を見てごらんなさい!

花が花と咲き、
百花爛漫、
万花爛漫となす、それが大日如来である。

木々が
木々と生まれ、
その木々が
花と咲かし、
緑と成長し、
果々の実りをつける!

友よ、
それが大日如来である。

泉が涌き出て
小川となり、
大河となり、
海となる!

その水が天と巡りて雲となり、
雨と巡り帰る!

全てこれ大日如来である。

海が海として
力強く巡り、
そこにある全ての命を生み包み、
生かすのも、
山が山としてそこにそびえて不動の如く示すのも、
金剛と輝くのも、その内に沢山の命を生み生かすのも、それがそのまま大日如来である。

友よ、
冬が冬とあり、
冬が春と生み、
春が春と蘇生し、夏と成長してゆく!

その夏が思いっきり輝いて秋の荘厳へと完成して、
天地を恵みで満たしてその恵みを施して裸の冬と帰る!

その全てが友よ、大日如来である。

朝を朝と示し、
昼を昼と示し、
夕の荘厳と示し見せゆき、夜の月と輝かしめる!

友よ、
それがそのまま大日如来である!


太陽の法嗣

大日    天光子

合掌