『主たる大日如来の真実!2』
友よ、
全てを生み、
全てを生かし、
全てを支える母たる大地、その大地の全てはみな大日如来である。
その地と共ににあり天とめぐる水の全てはまた大日如来である。
そして熱となし、温となし、
命を命となすところの火、
その火の力、
命の力は全て大日如来である。
風となり、
気となり、
天地を巡り巡りて全てを生かす!
その全ての力は
また友よ、
みな大日如来である。
その地も、
地にある一切も、海も、
山も、
川も湖も、
風も、
天空も、
天空より地の底に至るまでみな、
大日如来である。
友よ、
天を見上げよ!
輝く月、
月が月とあり、
月と輝いて闇を照らしている!
それも大日如来である。
友よ、
その月を月として輝かしている日輪!
太陽がその大日如来の命の見せる本性である。
全ての闇を払い遍明遍照となす!
その光明、
その光源の全てが大日如来である。
友よ、
その太陽は日輪を本性の命、大摩尼として宇宙を形成し、その宇宙を質量として一の命、一の世界を創っている!
これが大日如来である。
されば友よ、
その太陽によって成るところの、
この地球天地の
全ての相、
全ての力、
全ての原理、
全ての道、
全ての法、
その相と性と体と力と作の全てが大日如来である。
その因と縁と果と報と本末究竟の全てもまた大日如来である。
その
創造の原理と、
維持保存の原理と破壊再生の原理と
その一切が即ち友よ、全て大日如来である。
友よ、
太陽と太陽宇宙は大日如来の胎蔵である。
されば月も大日如来であり、この地球天地もまたその内にしてなる大日如来である。
星もその日と生まれる(日+生)ところの命にして大日如来のあらわれである。
友よ、
その全ての
創造の識も、
形成の識も、
維持の識も、
保存の識も、
破壊の識も、
再生の識も、
みな大日如来のあらわれである。
されば友よ、
その全てが大日如来にして大日如来のあらわれなのであるから、全てがまた大日如来なのである。
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌