法大網と一法の拘束力 | 太陽王法の会


『法大網と一法の拘束力!』


真実は一切の法を拘束する!

全ての法は大網にして連なるに真実が不真実によって乱されると、
全てはそのまま乱れて正とはならない。

これ司法法律の全ての事なりて、
また全ての命、
全ての法の真実なると知る事なり。

すなわち、
真実という一法は
全てを拘束するなり。

例えば真実を
中心にして
善、
愛、
自由、
正義、
平和、
平等、
調和、
仁義、
信義、
慈悲、
大切、
思いやり、
等々と仮に示せば
このひとつひとつを大網の網の目のひとつひとつの中心とおき、
真実のところを、不真実という糸をもって裏から
引っ張れば、
その真実に
くぼみができて
乱れるに、
そのまま
他の全ても、
そこに乱れるなり。

真実なくして
善もなく、
愛もなく、
自由も
正義も
平和も
平等も
調和も
仁義も
信義も
慈悲も
大切も思いやりも全てがなくなるなり。

ゆえに真実は
そのまま全てを
拘束し、
全てはまた、
真実を拘束して一となすなり。

しかるに、
例えばまた、
善という網の目を摘まんで悪という糸で引っ張れば、善は乱れるに、
他の全てにも乱れを与えるなり。

善なくして
真実なく、
愛なく、
自由、
正義、
平和なく、
平等、
調和、
仁義、
信義、
慈悲、
大切、
思いやり等々、
全てもまた正とならぬなり。

すなわち、
善の一法も
またこのように他の全てを拘束するなり。

このように、
かくかくの一法がみな他の全てを拘束さしつつ、
連なるゆえに大網これと言うなり。

これを大網の一法の拘束力と教えて
法の相と諦と教えるなり。

これ、
愛を
憎しみという裏なる糸で乱すも
自由を
不自由という糸で乱すも、
正義を
邪義という裏なる糸で乱すも、
平和を、
戦争という裏なる糸で乱すも、
平等を
不平等という裏なる糸で乱すも、
調和を
不調和、
対立という裏なる糸で乱すも、
みなみな同じ事なりてこの一義の大網と一義にあらざる、その反する二義のある事を知る事なり。

ここに言う
二義とは、
一義になれないそれを教えるなり。

例えば悪とは
これなりて、
悪とは、
絶対に一義になれずして
流転生滅するなり。

これ因果正道より見れば更に明らかなるなり。

道はこのように
一義諦の法と、
二義の法との一とはなるなり。

一義を貫く事は、他の全てをも、
ひとつに安定させる事なるに、
その一義をなして正しい命の全てを得なさい!

しかるに
一義になれない裏なる二義と暮らして一を乱せば、
全ての一義はともに乱れてそこを離れるなり!

例えば
不平等となせば、調和も、
平和も、
正義も、
自由も、
愛も、
善も、
真実も、
仁義も、
信義も、
慈悲も、
大切も、
思いやりも
全て乱れて、
去りて離れるなり。

例えばまた、
戦争となせば、
平和は乱れて一義も去るに、
そこにおいて
善も、
愛も、
自由も、
正義も、
平等も、
調和も、
仁義も、
信義も、
慈悲も、
大切も、
思いやりも、
そして真実も、
全て離れて去るなり。

このように
一義を命と生きる事によりて、
他の一義を一と安定させ一義を乱す事によりて、
他の一義を乱して失いゆくなり。

これを教えて法の大網の一法の拘束力と言うなり。

これを更に大きく広げて命と見て命と聞きなさい!

人はこれと覚めて一義をこそ生きて命を安定し、
真実を得よと教えるなり。

『一をなして全てを得よ!

一をなくして全てを無くす愚かは去り生きなさい!』 

『法の中に生きる者はただ、真実をこそ神とすべし!

これを忘れて
人を逮捕し、
裁き、罪となし、罰となしゆけば、その者達の罪、
命の内に刻むなり。

その報いは必ず受ける事こそ知りなさい。

しかるに真実こそ神と祭りて絶対の命となす事なり!』


太陽の法嗣

大日    天光子

合掌