業(カルマ)3 | 太陽王法の会


『業(カルマ)!3』


この業の三義ともその本末にして、みな一なる清浄これとなりゆくなり!

この一切清浄と帰しゆく命の働きの中にこそ業の働きこれを知る事なり。

悪業ゆえに悪趣と至ると示すも、
善業ゆえに
善き処と生まれると示すも、
全て因縁因果にして平等なる命の道と示すなり。

しかるに、
悪業ゆえの戒め、正し、
清め、
払いがあると
覚めれば、
悪果の中に救いのあるを知る事なり!

一切清浄も
ここになるなり!


これを全て命の上にこそ正しく読めと言うなり。

全ては
その命の上におさまりて一となるなり!

この命の実相を教えて宗教は因果を教え示すなり。

ゆえに
悪を離れて、
無知を離れて、
善とかえり、
智慧と覚めて真実の命と帰る事なり!

命はみな
この真実の命と昇華なさんが為に生死の道を生きると知る事なり。

すなわち、
カルマ、
業は全て因縁因果にして命そのものの実相にして道なるに、よくと覚めて正しく生きよと言うなり。

悪と清め
正すのも、
戒めるも、
命の働きなりて
作業なるに、
それに真の救いを知る事なり!

その命
そのものに覚めて気づいてゆく、
気づかされてゆく事こそ覚め生きよと言うなり。

祈りとは
その命の開覚、
悟りへの道なるに
よくよく心と修せと教えるなり。

全て衆生一人一人の命の道なるに、自らの命の上にこそ全てを見よと言うなり。

仏陀や真理と覚めた者は命の道をよく知るゆえに、
よく道理を見て、義に依り、
法に依り、
智慧に依りて正しく生きよ!

そしてその正しい道と示して、
善道八正道とこれを教え示すなり。

私の示す
十支道とは、
八正道に、
正聞と正智方便とを合わせた道と教えるなり!

十戒も、
十善道もみな、
この命の道に合わせて生きるをそこに教えるなり。

悪業に依りて戒めを受けるのも、
そこにおいて平等の道にして救いのゆえと知る事なり!

みな
本来の命と帰し、道となさしめんが為にそれはなるなり!

ゆえに命の世界、この天地一切、
正となるとは知る事なり。


太陽の法嗣

大日    天光子

合掌