『雪の説法!』
雪来たりて天地これを清むるなり!
雪、
寒と責むるもまた命、
清浄の清めこれなり!
是れ、
冬の春を生むが相なり。
天地清浄となして無垢とかえす相、雪原にこれを読むなり!
北海の雪、
厳しかるもまた一命の清めにして救いの妙これなり。
明王、
例えば雪を与えて命とかえし、
無垢となすもまたこれなり。
厳しかるもそこに春を与えて、
真の覚めと至らしむるは、
大悲大愛の相これなり。
雪の白きは真に、清浄無垢一命の回帰これを教うるなり。
是れ無知無明汚れの命を、光明と帰さんが為の教これなり!
すなわち、
冬の春を生みゆくが相これなり。
厚き雪も太陽大日の光明来たれば、悉く熔けて、
大地の命と変わるなり。
これ、
無知無明の闇を悉く破る真如光明の相これなり。
雪悉く熔けて、
智水天水となして大地を生かすは、光明の智慧と帰る相これなり。
人まさに
ここにありて命と生むなり。
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌