大日経とは!1 | 太陽王法の会


『大日経とは!1』


どんな厚い雲でも溶かして優しく包めるのは太陽大日だけである。

どんな無知無明の闇でも悉く光明とあてて滅するのは太陽大日だけである。

その清浄無垢とかえす清めのすがたを見せて、その上でその雪を悉く溶かして見せて春とかえる命を見せてくれる、これが真実の大日経なのである。

この天地にそのまま生みなして、説法をしてくれるからこそ法身の説法なのである。

例えばまた青空に雲を流して色々の相を見せながら、仮空中道本不生の命の真実をあらわしめて命の心を教えてくれるのも、大日経なのである


例えばまた、
木々を生みて育てて冬から春、
春から夏、
夏から秋、
そして冬へとその相を見せて、
命の真実を教えてくれるのも、
大日経なのである


朝と昼と
夕と夜と、
太陽と天地を転じて真理の法を常に説いて示し下さるのが大日経なのである。

全ての中に全ての教えを広大と説き与えて光明と開いてくれるのが、
大日経なのである


宇宙と、
天地と、
大自然と、
万物と、
万生と、
万象と、
万字と、
万語と、
万相と、
悉くそこに開き示して全ての命を一なる真理と帰さんとなしてくれるのが、大日経なのである。

その真実が
わからず、
上面の一文経典の上のみで、
これを論じるのは
真なる宇宙法身、
摩訶毘盧遮那神仏、
すなわち太陽たる大日如来を知らない者の言葉である。

法身は、
そのまま全世界、その光明と開くところをもって常に説法してくれているのである。


太陽の法嗣

大日    天光子

合掌