『教育は人をつくるにあり!2』
ただ
上面の学力中心主義の暗記教育など
取っ替え、
引き換えつ着る衣類と同じであり、その者のためにも国のためにも
真実とはならないのである。
人を育てる事こそが真の教育であり
それが、その人自身のためになり
社会のため、
国のため、
世界のためになってゆくのである。
命を生きる人にとって命を教えずして真の人格、
人物は生まれないのであるから!
教育者は、
その事実こそ真剣に見直し、
仏教、
神教、
哲学より、
心というもの、
命というものをこそ学ぶ事である。
私は、
そのために万教と開いて人を生みつくる教えを示すのである。
全ての教育者はゆえにその教えを、心で修し学べと言うのである。
それが、
全ての
人のためであり、世界のためであり教育の根本とかえれる道なのであるから。
私は私を
つくるのであり、生み、完成するのである。
ただ私は、
そのために生き、そのために天上天下に学び、生きるのである。
私が私を生むことはそのまま、人と人の世を生み育てる事なのであるから、私はゆえに私をこそつくり生きるのである。
全ての人はこの心こそ知りて自分こそをつくり、真実の命を完成する事である。
それが命の生まれる真実の目的なのであるから。
人にとって自己を完成させる事をおいて一番の大切は無いのである。
自己を完成せしめて覚めて生きるから命を強く生きる事ができるのである。
ゆえに、
人にとって一番大切な教育とは、
人を生きるための命の教育をおいて他に無いのである。
この自己に覚めればそこよりあらゆる学問は真実と身につくのである。
すなわち、命を覚めているから本物の学問がおのずから身についてゆくのである。
そこにおいてただ上面の暗記学や、形ばかりの学問など全て、意味を無くすのである。
ゆえに教育者は、人をつくる事こそ第一の教育と知る事である。
自己を知り、自己を制せる者こそ最も強い人間となるのであるから、
この人間をつくるのが、教育なのである。
教育者よ、
よく自分自身を見つめ直して、真の教育と言うものを考えるべきである。
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌