『人は神にも仏にもなれる！』
友よ、
人間は仏にも、
神にもなれるものではないなどと決しておもってはならない。
私は
正法精神界の
成道、
導きの
はじめの頃に、
空中の聲によりてこのようにはっきりと言われたのである。
『仏になって上がって来い！
神になって上がって来い！
最高天へ帰って来い！』とである。
人が
仏になれなければ
空中天声をもってこのように言う事はないのであり、人が神になれなければまたこのように言われる事もないのである。
すなわち
人間のこの命、
この即身をして仏となり、
神となって最高天なる（阿伽尼瑟咤天・ｱｶﾆｼｯﾀﾃﾝ）に帰って来いと言うのである。
色究竟頭頂自在天に生まれて、
観自在、一切智智自在と生まれ完成して、
最上天、
万法無上の義と極めて帰って来いと言うのである。
ゆえにまたその時に続けて、
『仏になって上がって来い！
神になって上がって来い！
観音(観自在智)をもって上がって来い！』と言われたのである。
人よ
これは、
私の神秘門のはじめの頃の事であり、そこより沢山の神秘実法と修して今の私を完成させたのである。
ゆえに天声は
これを申して、
これと至れるように私を導いたのである。
この甚深神秘の現実が人には理解できないのである。
しかし、
そこより長い歳月をかけて今の私を完成させるまでその世界は一日として私より離れず、常に一とは示すなり。
私の説き顕しめたる二万数千の教えを見れば、
この真実は明らかに証明されるであろう。
今も
なおその真実界と私は常にひとつに暮らすのである。
人は
その命の秘める偉大こそ覚め気づけと教えるなり。
そこにおいてこそ人は仏にも、
神にもなれると教えるなり。
命の持つ大いなる真実こそ人は早く気づけと言うなり。
全ての人には
その命が等しく具わっていると知る事なり。
人は
その神秘真実を開き、実と験証することで真の信仰心を得れるなり。
人は
そこにおいてこそ不退転なる善道と入るなり。
これをして真理よりたまわるところの真実の信仰心と言うなり。
人はゆえに、
その命の偉大真実こそ開く事が道においての最も大切な事と言うなり。
私はこれをして今の私と至り、
それを証明して全てをそこに誘うなり。
私の万教広大自在智はただこの一事の証明のために全て説かれる事と知る事なり。
それゆえに
それはなり、
それゆえにそれも実と解せることを、ゆえに知れと言うなり。
仏典神教の真実もともにそこにおいて理解出来ると知る事なり。
(私にとってはこの事実を伝える事こそが最も大切な事なのである！)
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌