命は本来老いる事なし!3 | 太陽王法の会


『命は本来老いる事なし! 3』



その肉体の主は心である。


人は

精神世界に生きているのであり、

識心の心が主である。


老いたる人々よ、その主と肉体とを誤やまちて見て、自ら進みて老いに沈みてはならない。   


老いぬ本来の心を忘れて老いに捕まるから、肉体と共に沈んでしまうのである。


されば

その主たる心、

精神にこそ覚めて老いを超えて命をゆきなさい。


その為にも、

生まれる為に今の命を生きている事を忘れてはならない。


真実の命と生まれる!


ただそのために、その老いをまた生かし輝かしめて、元気にゆきなさい。


生も

老も

病も

死も、

全てはただ真実の命と生まれるため

作るために、

道としてそれはあると知る事なり。  


死出の旅路の同行の友はただ心これなり。


金も

物も宝石も、

地位も名誉も

勲章も、

妻も子も

親も一族も、

夫も、

友も、

恋人も、

その全ては旅路の友とはならぬなり。


その

自らの肉体とて

すてて別れて、

共にゆかぬなり。


その魂の旅路は、ただその心をもってめぐりゆくと知る事なり。


釈迦仏もまた四人の妻のたとえ話をもってこれを教えるなり。


その本来の命はゆえに老いる事などあらずなり。


本来の命、

真実なる命は不老不死これなり。


そこと覚めてそこと帰るに道は成るなり。


仏陀も神々も、

そこと覚めてそこと帰ると知る事なり。



太陽の法嗣


大日    天光子


合掌