命は本来老いる事なし!2 | 太陽王法の会


『命は本来老いる事なし!2』


老いても心は老いる事はないのである。

その心は死しても滅する事はないのであるから、
その老いたる肉体をすてて命の道をゆくのは、その心とこれを知る事なり。

全てはついてこなくともただ心という命のみ、死出の旅路にもついてくることをよくと気づきなさい。

されば肉体に迷いてその心が老いたるが如く錯覚してはならない!

その肉体は
老い滅しても
その心は老いる事も、滅する事も無いのである。

その
心を唯一大切にしてよく道を見て、真実の命をゆきなさい。

汝達はみな、
その心を生み完成するためにこの世に出てきているのであるから。

汝達はその心をもって生死し輪廻しているのであるから。    

肉体が七十才になっても、心が七十才になったのではない。

肉体が
八十、
九十になっても、心が
八十、
九十になったのではない。

百歳になっても、幼き時の思いに帰れば、その心が蘇るのであるから。

青春の
友と語れば、
その時の心と蘇りゆくのであるから。

老人よ、
真実の命、
心は老いる事は無いのだと気づく事がゆえに大切なのである。  

精神、
心の旅人よ!

その心は老いる事は無いのだよ!

その心こそを覚めなさい。

その心は本来の命と覚めれば、
病む事も、
滅する事も無いのだよ!

その本来の心、
あるべき命にこそ覚める事です。

その心を生み完成するために、
私達は生きているのであるから。

識心の心をもってその命を生きるのである。

その形なき心が形の世界を生みゆくのである。

その心が
正しく道とひとつにあるならば、
病む事も無く、
死ぬ事も無く、
老いる事も滅する事も無いのである。

されば
この精神の世界を旅する命と覚めて
常に輝かしめて道をゆきなさい。

その身、
肉体は無常にして老いても、
その心は老いる事は無いという事こそ老いたる人々よ、覚め生きよと言うなり。  

憎しみの心が、
憎しみの世界を生むなり。

恨みの心が、
恨みの世界を生むなり。

対立の心が、
対立の世界を生むなり。

その形なき心が、その形世界をそこに生むなり。

されば、
愛の心が愛の世界を生み、
思いやりの心が
思いやりの世界を生み、
慈悲の心がその世界を生むと知る事なり。

その形なき心が、形世界をそこに生むと知る事なり。 

老いたる肉体が老いたる心を生むのでは無い。

汝等にとって七十才の心とはいかなるものであろうか!

八十才、
九十才、
百歳の心とはいかなるものであろうか、そんなものは無いのである。

その心は老いるという事は本来無いのであるから、
ゆえにその心をこそ常に輝かしめて人と人の世のため他のために生きて生きよと言うなり。

その強く歩む心がその肉体をも蘇らすのであるから。  


太陽の法嗣

大日    天光子

合掌