蓮華経の本尊!2 | 太陽王法の会


『蓮華経の本尊!2』


南無妙法蓮華経と唱えて唱える法華門の人達よ、
汝等にこれを問うなり。

汝等の真の本尊は何処にあるなり!

妙法蓮華の蓮華はなにに依りて開くなり。

よくよく、
地涌千界の蓮華菩薩、その蓮華達にこれを聞けと言うなり。

されば
その妙法とはなにをもって真とするかが解せるなり。

よいかな友よ
聞く事なり!

蓮池に
百千万の蓮華の華があろうとも
みなみな太陽大日如来の光明が登り来たらざれば
開く事ができるなり。

蓮華は
その光を見て一と冥合してそこに開くと知る事なり。

これをこそ蓮華経の境地冥合なると言うなり。

さればその妙法とは太陽大日如来と一如となす事にして、その合わせ鏡と知る事なり。

妙にして美しき法とはゆえに
真理としての本尊
阿字主たる太陽大日如来に一となす事にして
この一如となす事こそ、妙の大義と知る事なり。

この世界に太陽と一となす事をおいて、いづこに美しき事のあるなり!

これ以上の妙は無きなり!

太陽大日如来と一如冥合してその仏性蓮華を開き見せるは、それこそ題目としての妙法蓮華経の眼目なり!

その正法を常に説き続ける地涌千界の蓮華菩薩の相に聞きなさい!

されば、
地涌のその蓮華
(仏性)にとっての本尊とは、なにをもってそれとなすなり。

当然の如くして太陽にして大日如来なり!

この真理本尊と一如冥合なすゆえにして蓮華仏性の開華なすなり。

この境地冥合の一をこそ妙法蓮華経とは言うなり。

これを忘れて、
本尊を見失うならば、その法は実とならぬに蓮華も開かぬままなり。

ましてや、
太陽
大日如来を害い、誹謗するならば、妙法は生ぜず蓮華は咲かぬなり。

この道理をよく蓮華の華自身の相に聞きなさい。

蓮華は太陽本尊と一となして常に、この法を説きて示すと知りなさい。

そはそのまま、
太陽大日如来の示し顕す法とは知る事なり。

ゆえにしてまた妙を明と言いて、
日月一如の妙を示すなり。

これこそ大円鏡智
合せ鏡の法にして妙法の眼目なると知る事なり。

日の光と一と冥合して月氏の光が生まれるなり。

日の光無くして月輪に光これの生ぜぬなり。

すなわち、
真理大日如来の光に依りて、
月輪の輝き、
光と生まれると知る事なり。

月輪に住する
仏、
菩薩、
みなみなこれを示すなり。

日月冥合して
一となすに、
明の生じて、
その明と生じた王をまた明王と言うなり。

この明諦こそ、
妙法合せ鏡の法これと言うなり。

地涌の蓮華また夜明けの朝にこれ言うを忘れてならぬと申すなり。

(ヴァイローチャナとは古来太陽の事を言うなり。
日本では毘盧遮那と言うなり。)


太陽の法嗣

大日    天光子

合掌