『蓮華経の本尊!1』
蓮池に
蓮華の華達が集いて語りているに、我その蓮華にこれをたずねるなり。
『蓮華よ、
汝等よ
その美しき妙なる華はなにに依りて開くなり!』
蓮華の一人が答えるなり。
『私達は皆、
登り来る
太陽に依りて、
その光のゆえに一と開き咲きゆきます』と。
されば汝等の本尊とはと問えば、
『如と冥合して、はじめて開く事ができるのです!
これはそのまま私達の説く法としての道でもあるので
億千万年たとうともこの道は変わる事なく、
常に太陽大日様を本尊とし、
主として開くのが私達の命の道なのですから!』
蓮華菩薩達よ、
よくぞ申した!
汝等はよくその道を知り法を知りておる!
『私達は、
常に法と説きて暮らし太陽大日様を本尊とし、
主として開くのが私達の命の道なのですから!』
蓮華菩薩達よ、
よくぞ申した!
汝等はよくその道を知り法を知り、常に法と説きて暮らすは真に、
尊き事なり!
さればその法をよく人々に説きて、その命を覚めせしめれば、蓮性如来の眷族としてみなみな成仏すると証するなり。
私は
ゆえに今ここに汝等またそのまま、蓮性如来と名付けるなり。
蓮華菩薩達はみな歓喜して、
永遠にこの妙法蓮華の経を説き続ける事を誓うなり。
我また
一と微笑み、
蓮華達に合掌して
南無妙法蓮華経と申するなり。
(オ一ン・サッダルマプンダリ一カス一トラ)
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌