『命は道と自由が与えられている！』
友よ、
人(命)はロボットでも、あやつり人形でもない。
命は道と
自由を与えられているのであり、
その自由ゆえにまた命(人)は迷愚となすなり。
衆生が迷愚悪業となすゆえに、
道が発動して、
道がそこに働くなり。
仏陀はこの道をよく知っているから、善を善と生きてとらわれずこだわらぬなり。
これをゆえに覚めた者と言い、超越者とも言うなり。
神の創造によって造られた命ならば、人はなにゆえ悪をなすように造られたのか、
人はよくこれを言うなり。
命は神の
あやつり人形や、ロボットとして造られたのではなく、命として造られたのである。
その命にはゆえに道が与えられ、
自由が与えられているのである。
その自由ゆえに、人は迷い暮らして悪業をなすなり。ゆえにそこに道が働くなり。
悪因悪果はそのゆえの道これなり。
罪と罰もまたそのゆえの道これなり。
命はゆえに
道に生かされ、
道に生きて暮らすと知る事なり。
善を善と示すのも道のゆえの道これなり。
悪を悪と示すのも道のゆえの道これなり。
善悪と教えるは、ただ一道善と生かしめるための道これなり。
ゆえにして善因に善果(楽)と示して悪因に悪果(苦)と示して、更にその道を守るなり。
命は道と自由を与えられているゆえに、その道の中にある大いなる自由こそ生きるのが、覚めた者の相と言うなり。
命に自由が与えられているに、人は迷愚悪業となしゆくなり。
神の造りた命が、人形か、
ロボットならば、そのようにならぬは当然なり。
命はロボットではなく、あやつり人形でもなく、
ロボットやあやつり人形として造られたのでもないのである。
命は命として造られたのであり、
その命には、
道と自由が与えられているのである。
その与えられた
自由ゆえに、
人は迷愚悪業となしゆくなり。
道はゆえに善と悪を示し教えて、
善因善果、
悪因悪果を示し教えて道と帰すなり。
ゆえに人が悪業と迷うのは、自由なる命と与えられているがゆえとは知る事なり。
しかし、
その迷ゆえにして道が働いて、それを束縛するなり。
されば、なにをなしても自由であると言う事は、無きとこれを知れるなり。
ただ正しく
善と生きるのが、真の自由の道と言うなり。
善と生きて
とらわれず、
こだわらず、
迷わず生きるのが覚めた者の相にして、その生き方こそ超越者、解脱者の生き方と教えるなり。
すなわち
善を善と知り、
悪を悪と知り、
善と悪を超越しているから、
真の超越者、
解脱者と言うなり。
真の自由人は
よく道を知り、
よく覚めて善を正しくゆくなり。
善と生きて
こだわらず、
とらわれず、
自然と生きるから、真実の自由人と言うなり。
これが解らないから、人には真の自由も理解できないのである。
命は自由なり！
しかし道に反すると、その自由は縛られるなり！
善と正しく生きてこそ自由なり。
悪と迷いて
生きるに、
罪と生じ、
罰と生じて、
その自由が奪われるなり。
善を善と
教えるのも、
悪を悪と
教えるのも、
善因善果、
悪因悪果と教えるのも、みな道のためにして真の自由のためと知る事なり。
されば道の中に
なる自由こそ、
覚め生きなさい！
全てはその命を守り生かする道の愛であるに、命とはゆえに道と自由が与えられているとは教えるなり。
真の自由人は善有無悪と生きてこだわらず、
とらわれず、
迷わず、
空と生きる人なり。
命は自由を与えられているゆえに罪これを犯すなり！
罪を犯すにまた罰の束縛が生じて、自由の道を教えるなり。
道の中の自由こそ命に見なさい。
よく覚めた者はその迷苦の道を離れて、真の自由を生きゆくなり。
ゆえに解脱者これと言うなり。
八正道、
十正道、
十善道、
十悪道等と教えるも、その道のためなり！
諸々の
善を行いなし、諸々の悪を行いなす事なかれ！
自らのその心をこそ清めよ。
これ諸仏の教えなりと教えるも、その道のゆえとは知る事なり。
善有無悪、
迷いの雲を払いて青空、大空のようにとらわれず、
こだわらず、
空と生きるのが、ゆえに真の自由の相と教えるなり。
命は道と自由を与えられている！
苦楽はこれ因縁なり。
苦楽を超越して
苦楽を知り、
苦楽の世
これを生きる、
これがすなわち、覚めたる人、
自由人、
解脱者の道なり。
浄、
不浄もまた因縁なり。
浄不浄を超越して浄不浄を知り、
浄不浄の世界と帰りて、一命の浄土と完成する！
これがすなわち道これなり。
禍福は因縁なり。
禍福を超越して禍福を知り、禍福の世界と帰りて、
福徳福命と完成し生きる！
これがすなわち道これなり。
「悪業を犯すに罪となってあらわるなり！
罪と犯すに罰となって縛らるなり！
悪因悪果(苦)と覚めば、善と生きて空が、自由人の、真の生き方と知れるなり。」
「道が自由を守り、自由とただすなり！
善有無悪、迷いの雲を払いて、空と生きるのが、真の自由人の往く道と言うなり。」
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌